スチーム式加湿器 Korobaan 200S
仕事部屋が乾燥するので、加湿器を探していました。超音波式は静かで、消費電力も小さくて、お値段もお安物が多いのですが、衛生にこだわるとスチーム式に軍配が上がります。でも、スチーム式の欠点は、消費電力が大きいこと。湯沸かしポットをつけているのと同じ感じでしょうか。
家電量販に行っては、ブラブラと眺めていたのですが、先日、インターネットで見つけたのが、このドウシシャのスチーム式加湿器 Korobaan 200Sです。商品名は、メーカーのこだわりですね。寝室専用をうたっていますので、倒れないことが売りのようです。
結構こだわりがあるようです。でも、どれも、普通にこだわってもらいたい機能ですね。それでは、箱を開けて中身を見てみましょう。
発泡スチロールの固定材を取り外すと、写真のような感じで収納されています。季節家電ですので、夏場なクローゼットに入れておくため、箱と固定材は大切にとっておきます。
中身を取り出してみました。本体部分、タンク部分、蒸気塔部分に別れています。タンクも蒸気塔もガラスでできているので、清潔感と高級感はありますが、取り扱いを慎重にしないと、割ってしまいしょうです。タンク部分には、先端をガードするカバーが付属していますので、取り付けます。
さて、加湿は?
カタログでは、1時間あたりの加湿能力は、200mlだそうです。連続で8時間稼働となっています。消費電力は180W。木造だと3畳が適用畳数となっています。
電源を入れると、2分くらいでぐつぐつとお湯が沸き始め、蒸気塔から湯気が出てきます。この蒸気塔は、本体にねじ込んで固定する仕様になっています。本体は、プラスチック、蒸気塔はガラスですので、フィット感が悪く、あまりひねりすぎると、ガラスが壊れてしまうかと思うと、なかなか本気でねじ込めません。パッキンのような仕組みがあると、安心できるのですが、ここは、メーカーさんに改善していただきたいところです。
ぐつぐつと、お湯が沸いて蒸気が出てきます。写真は、初めて使用した時のものですが、蒸気塔のねじ込みが甘かったのか、お湯が結構上まで上がってきて、ぐつぐつ暴れていました。
ねじ込みがあまくてお湯が隙間から出てきてしまいました。一度、停止してお湯を捨て、ちょっと強めにねじ込んでみたら、次はうまくいきました。
こだわりの静音設計とのことですが、スチーム式で、お湯がぐつぐつ湧きますので、周囲が静かになった夜の寝室だと、結構なぐつぐつ音です。これを、さざ波のような心地よい音と考えて、気にせず就寝されるか、気にして眠ることができないかは、個人差によると思います。まぁ、眠たいときには、寝てしまう程度の音かと思いますが。私は、あくまでも、仕事部屋での日中の利用ですから、気にしません。