Roscoe7 2021のボトムブラケットとクランクセットの交換です。

NX クランク

Amazon.comで購入し、届いたNX Eagle Boost dub 170mmのクランクセットです。これを、標準のSX Eagle Power Spline 175mmと交換します。

NX1

箱から取り出してみました。対応するボトムブラケットが、SRAMのdubという規格ですので、クランクにシャフトが付いていて、ボトムブラケットの中を通り、反対側のクランクに取り付けるタイプですね。

 

現在、標準で付いてる、SX Eagleのクランクセットは、対応するボトムブラケットが、TruvativのPowerSplineというカートリッジ式のものですので、ボトムブラケット側にクランクを取り付ける軸が付いています。

 

さて、まずは、現在のクランクセットとボトムブラケットを取り外す作業からですね。

SX1

8mmの六角レンチで外すことができるボルトです。SX2

結構、硬く締め付けられています。体重をかけて、レンチが壊れるかと思うくらいひねると、やっと緩みました。

SX3

ボルトを取り外しました。グリスがたっぷりついています。まだ、購入して間もないですので、こんな感じですね。ボトムブラケットの軸が見えています。これだと、クランク抜きのツールが、そのまま使えそうですね。

SX5

クランク抜きのツールをボルトの穴に取り付けて、ネジを回してゆくと、ぶつかりました。

SX4

後は、レンチで締め込んでゆくだけです。ある程度の力で、無理なく締め込みができて、クランクが手前に取れてきました。

SX7SX8

まだ、あまり乗っていないので、綺麗なチェーンリングですね。重さを測っておきましょう。

SX_weight

クランクセット+チェーンリングで、682gでした。

 

続いて、ボトムブラケットの取り外しです。

 

PowerSpline1

まだ、グリスがたっぷり残っていますね。取り外しは、普通の工具が使えそうな感じです。

PowerSpline2

ピッタリとはまりました。右側ですので、BSA規格ですと、普通なら閉める方向(時計回り)に回して、取り外します。ねじ山の関係なのか、終始、きつめの感じで、最後に近くなるまで、手で回すことはできませんでした。

PowerSpline3

左側も同じですね。こちらは、反時計回りに回すのですが、工具を使わなくても、手で緩めることができました。

BB_Roscoe7

ボトムブラケットを取り外して、少しだけ、汚れを取り除きました。

PowerSpline4

取り外したTruvativのボトムブラケットです。ロゴのところに傷がついていましたね。動作は、ヌルヌル快適です。大事に保管しておきましょう。

BB_Weight

重さは、365gですので、クランクセットと合わせると、1,047gですね。

 

次は、dubのトムブラケット取り付けです。

 

dub1

サンデーライダーですので、部品交換のプロではありません。特に、ボトムブラケットは、68mm、74mmの両方に対応していて、スペーサーで調節するようになっているようで、どのスペーサーを、何処に付けるのか、そもそも、スペーサーが必要なのか、そんな知識は、全くありません。

 

SRAMのホームページで、dubの製品ページへゆき、ユーザーマニュアルを確認していました。どうやら、74mmに対応させるためには、右側のブラケット外側に、付属の4.5mm幅のプラスチック製スペーサーを取り付けるだけで良いようです。結構、しっかりと押し込まないと、カチッとはまりませんが、思いっきり、全体的に力をかけると、はまりました。

dub2

まずは、グリスアップですね。シマノのグリスをたっぷりと塗っておきました。

 

後は、取り付けビデオが製品ページにありましたので、その通りに取り付けて行きました。

dub3

予め、購入しておいた工具で、締め付けて行きます。こちらは、右側ですので、反時計回りですね。やはり、しめつける時も、終始、きつめの感じです。ねじ山、壊れていないだろうなぁ、と心配しつつ、締めて行きました。

dub4

締め付けニュートン値は記載されていますが、まぁ、あまり締めすぎないようにしておきました。

NX3

ボトムブラケットに接触する部分にグリスを塗るように、ビデオで言われていたので、手持ちのシマノのグリスをたっぷり塗りました。

NX4

左のクランクをボトムブラケットに通して、出てきた部分(右側)です。この軸に右側のクランク(チェーンリング付き)を取り付けます。

NX5

この位置、重要。重力て、左側のクランクは、6時の位置に行きましので、右側は、12時の位置でホールドしつつ、8mmの六角レンチで仮締めします。ある程度、クランクが固定されれば、ラチェットレンチでしっかりと締め付けます。

NX6

右側、取りけ完了です。サンデーライダーが、理解できていなかったのが、左側の調整リングです。

NX7

ボトムブラケットとクランクの間に調整リングが付いています。これを、どちら側に寄せておいて取り付けるのか、理解できていませんでした。

クランク側に寄せておいて、クランクを左右組み付けます。そして、クランクが、左右にずれるか、引っ張ってみます。そこで、動けば、この調整リングを回して、ボトムブラケット側に寄せて行き、ずれない所で固定します。リングは、細い六角レンチで、軽く閉める感じです。締め付けすぎないようにビデオで警告していました。

NX8NX9

チェーンをかけて、出来上がりです。変速をしてみましたが、特に問題ないようです。後は、実際に外で乗ってみるだけですね。ちなみに、NX Eagleの重さを測ると、

NX_weight

707gでしたので、dubのボトムブラケットが、カタログで、76gですから、合計で、783gです。今回のクランクセットとボトムブラケットの交換で、264gの軽量化となりました。

 

さて、次回は、グリップシフトへの交換作業に挑戦してみたいと思います。