Roscoe7のチューブレス化に挑戦です。

 

Roscoe7に標準で装備されているタイヤとホイールは、

 

タイヤ:Maxxis Rekon+ EXO TR(チューブレスレディ)

    27.5インチ 2.8

 

ホイール:Bontrager Line40

 

です。

 

どちらも、チューブレスレディの製品ですが、お店から引き渡しを受けた時点では、チューブが実装された状態で納品されます。

ちなみに、チューブは、KENDA製でした。

知人は、しきりにチューブレス化を勧めますので、やはり、転がる部分の軽量化の為には、チューブレス化が重要という事で、挑戦しました!

そこで、気になったのは、

 

1:ビードは、普通のフロアポンプで上がるものなのか?

2:リムテープは、何ミリが必要なのか?

3:シーラントの投入は、簡単にできるか?

 

ということでした。

 

[1]ビードは普通のフロアポンプで上がるのか?

 

特に、ビードを上げるためには、

Bontrager TLR Flash Can

Lezyne Pressure Over Drive

の様な、圧力を一回溜めてから一気に放出するタイプのフロアポンプが必要なのかどうかということが、チューブレス化の経験のない、素人ライダーには、さっぱりわかりませんでした。ネットをさまようと、ビードが上がらず、苦労したというお話もあれば、普通のフロアポンプで、今までにないスピードと気合でポンピングしたら上がったという方もいます。

結論を言いますと、

新調した普通のフロアポンプで、ビード上げは、フロント、リア、両方とも、一発でできました!

 

新調したフロアポンプは、こちらです。

フロアポンプ

 

 

 

購入先:Amazon.co.jp
商 品:CTRANK BROTHERS(クランクブラザーズ)フロアポンプ

    ジェム グリーン 046584
値 段:¥3,005

 

さて、チューブレス化にあたって、購入したのは、以下の品々です。今回は、Worldcycleさんにお世話になりました。

Worldcycleさんは、Amazonさんのように、今日注文して、明日届く、というものではありませんが、とてもリーズナブルなお値段で、幅広い商品を販売してくれています。

 

・スタンズ ノーチューブ YELLOW RIM TAPE 21mm幅(10Yd/約9.14m)

・スタンズ ノーチューブ Tire Sealant 16 fl oz

・IRC FOMULA PRO TL VALVE チューブレス バルブ ユニバーサルタイプ

・パナレーサー バルブコアツール 2ピース 仏式バルブ

 

合わせて、約5,600円程度です。

 

 

 

[2]リムテープは何ミリが必要なのか?

 

リムテープですが、Roscoe7を購入したお店に取り合わせて、幅を確認したところ、21㎜を使うと良いとのことでしたので、スタンズの21㎜幅を購入しました。

シーラントは、IRCのものと迷いましたが、お値段的には変わりがないので、スタンズを選択しました。

バルブは、日本のメーカーでしょう!という意味のない根拠で、IRCさんを選択しました。

バルブコアツールは、別途購入しなくても、IRCのバルブについてきますが、キャップとしても利用できるカラフルなものがありましたので、パナレーサーのものを購入してみました。

 

さて、作業開始です!

 

で、いきなりトラブルです!

 

ビードを上げる心配をする前に、心得ておくべきでした。

 

ビードが落とせません!

 

結構硬くビードがはまっていて、手ではびくともしない状況です。結果、この後、数日、指が痛い日々が続くほど、手を酷使しましたが、手では外せませんでした。

そこで、考案したのは、

 

手がダメなら、足でやってみよう! つまり、踏み込んで、体重で外す作戦です。

 

ホイールを床に置いて、ビード部分を踏み込んで外すのですが、これが、かなり有効でした。一発でビードが落ちます。

 

ホイールが歪むと大変なので、注意が必要ですが、たまたまバイクスタンド用に購入した2x4の木材の切れ端がありましたので、その木材を下に敷き、ホイルができるだけ床と水平になるようにして、ビード部分だけを踏み込むと、あら不思議、成功です。自分の体重の威力を体感しました。

 

ビードが落ちれば、タイヤを外すのは簡単でした。

 

1:両方のビードを落とし

2:タイヤをホイールから外し

3:フレンチバルブを外して、チューブを外し

4:リムテープを確認し

5:チューブレス用のバルブを取り付けて

6:タイヤを元に戻して

7:ビードを上げて

8:シーラントを入れる

 

の順で作業を行いましたが、シーラントを入れる順番を、ビードを上げる前か、ビードを上げて、空気を入れてからか、というところで少し悩みました。シーラントが床にこぼれてしまう可能性もありますので、念のため、ビードを上げて、空気を入れてから、ということにした次第です。

 

上の行程では、リムテープの交換が入っていません。実は、Roscoe7を購入したお店に、リムテープの幅を問い合わせた際、付いているリムテープが傷ついていなければ、そのまま使えますよ、とのことでしたので、さっとリムテープを確認して、「これは行けそう?」と判断して、タイヤを戻して、ビードを上げました。

 

CRANK BROTHERSの登場です!

 

高圧側に切り替えて、何度かポンピングすると、「パキ、パキ、バチン」とビードが上がりました。

「お、これは、成功か?」

と、思っていたら、どこからか、「スー」っと言う音が。

 

どこからか・・・

 

タイヤを手に取り、クルクと耳元で回して音の出所を探してみると、ありました、スポークの部分から、「スー」っと言う音が聞こえてきました。

と、言うことで、やり直しです。初めからリムテープを巻きなおせばよかったんですね。反省です。

 

リムテープは、2周巻くこと、と、どこかのサイトで紹介されていたので、バルブ部分は、3周になりますが、全体的にテープを2周巻きなおして、再度、ビードあげを行いました。

 

もちろん、石鹸水を使って、ビード部分を滑りやすくして、そして、空気漏れがわかりやすくしてからですが。

 

今度は、ちゃんと空気が入りました!

 

次に、シーラントをいれる工程ですが、どの程度、ビードが密着しているのか調べたくて、一晩寝かしてみることにしました。

意外と、空気は漏れていませんでした。シーラント無しでも、行けるのか?と思わせるような感じです。でも、パンク時の修復はできないので、シーラントは必要ですね。

次回は、シーラントの投入について投稿予定です。