おもしろい授業 | Back in the U.K -社会人のイギリス大学院留学日記→イギリス生活日記-

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2008年8月~2009年9月末日までの英国大学院留学日記『Study in the UK』を『Back in the UK』とし、2度目の英国生活(3ヶ月限定)の日々をつらつら書いていきます。

2nd Termももう3週間が過ぎました。早い!!早すぎる!! 1st Termは私たちが専門とする業種の基礎理論や知的財産権、マーケティングなどを主にやっていた。 2nd Termはファイナンス、エコノミクス系もかじることになっている。


そんな2nd Termで私が毎回楽しみにしている曜日は金曜日のとある授業。 かいつまんで言うと、とある産業で起業するために必要な知識を身につけるプログラム。 ぶっちゃけ、私自身は起業する気は今のところありません。 雇われの身で十分です。 でも、会社運営における知識は知っておいて無駄ではない。そして、このモジュールの内容、毎回毎回違って面白い。要は**論みたいに1つの専門に特化しているわけでなく、『必要なものぜんぶやっちゃうぞー!』みたいな感じかも・・。この3週間を振り返っても面白かった。


【1週目】

私のコースの授業が行われている建物はドラマ・演劇学部と同じ建物にあり、リハーサル室がある。初日の集合場所はそこ。今思えば、リハーサル室が集合場所だったことから怪しかった(笑) 集まるなり詳細を知らされるまま、一人ひとり助教授的講師に呼ばれ別の部屋へ・・・


ドキドキして通された先は・・演劇用の暗い部屋。 入ってみると・・・、目の前には仮面舞踏会的なメガネをかけた人が3人座っている。 正直いきなり笑いそうになる私。大の大人3人が、ギャグ満載のお面をかぶって無表情で私の前に座っているんだもの・・・・。しかも一人として動かない・・・。


今度はシルクハットをかぶった男性が近づいてきた。 完全に頭の中は???でいっぱい。そしてさらに笑いそうになる。陽気に近づいてきた男性は私にクジを引いてくれという。(ちなみにこのクジ、彼のシルクハットの中に隠されていました・プププ)  ちなみに帽子を脱いだ彼はスキンヘッド・・。


『制限時間2分。ひたすらポジティブに問題を解決してください』(ほんとうにこれだけ)


??????完全にキツネにつままれているような感覚。そうこうするうちに、スーツケースをコロコロ引いた老人が近づいてきた。この老人役の男性、確かビジネスコースの講師だったような??。 


老人    :『バス停に行きたいんですが・・』

私・心の声:『ハ??ココハ・ダイガクノ・タテモノデハ??』


まったく趣旨がつかぬまま、ありもしないバス亭に連れて行く。 すると・・


老人    :『バス停じゃないじゃないか? バス停はどこ??』

私・心の声:『なんだよー。いきなり現実的にもどりやがってー!!!』


とりあえず臨機応変に『すいません、道を間違えてしまったので、タクシーにのりましょうか?』と提案!すると・・


老人    :『タクシーってなんですか?』

私     :『・・・ある種の乗り物です。お金を払って行きたい場所に車で連れて行ってもらいます。』

老人    :『お金もってません・・・』

私      :『(????)じゃあ、ダメです。お金は自分で稼がなければなりません。』


*****ここでシルクハットの男性登場****2分が終わった****


シルクハット:『はーい!素晴らしい演出ありがとうございましたぁ。それでは審査員の方々、いっせいに点数をどうぞーーー!』


ここで、3人の仮面舞踏会員たちが審査員だったことに気づく・・。もう何がなんだか???


審査員:『5点、5点、4点!!』


このときの私は、5点満点だと思っていた(笑) しかし、実際は10点満点。成績もクラスで下から5番目。参りました。いきなり英語でこんなんできまへん(笑)


そしてその後、審査員たちは仮面をとり、自己紹介をしていく。

『**学部、博士過程の○○です。 **学部、助教授の○○です・・・』


この演出がニクかった(笑) よー、ここまでやるわ(笑) 私は、もう心の中でひたすら

『ヘンな対応してすいませんでしたぁぁ』と恐れ多く嘆いていました・・。


あとからクラスメイトにきくと、これはある種のゲームのようだった。その後、教室へ戻り、それぞれのタスク(くじの内容)を聞くと、無理難題ばかり・・。どうやら、おそらく、勝手な私の想像では、この週は臨機応変さ、肝の据わり具合を試されていたよう・・。 完全に???のまま1週目の授業は終わり、でもなんだかおもしろいコースだなーと思った。


【2週目】

この週は結構普通に授業。その後、イギリスの名物であるFish+Chipsというコンセプトを根底におき、クリエイティブビジネスにおける新案をグループに分かれて検討することとなった。詳細は割愛するが、この週の評価はなかなかよかった。 要はFish+Chipsが開発されたにあたり、なぜこのコンビネーションなのか、Fish + Chipsはイギリスのファーストフード産業においてどのようなステイタスなのか??などなど、その関連性やコンセプトを念頭に置くことが大切だったようだ。この週はひたすら新しいアイデアを練るということに特化していた。


【3週目】

教室に入ると、ラスベガスで見たものそっくりのチップが山盛りにされていた。というか、1週目といい、今日といい、この小道具を用意するあたりがナイス(笑)。 といいつつ午前中はこのチップに触れることなく、ひたすらお金の話。 いつもは目をキラキラさせているクラスメイトもそうとうつまらなそう。 とあるクラスメイトは私のほうをみて『ボ・ア・リ・ン・グ(=つまらない』とヘンな顔してクチパクをしてきた。思わず微笑む私・・。

昼休みもクラスメイトの女の子が

『つまんなくて、つまんなくて、ひたすらMOTAの靴みてた。かわいいね~♪どこで買ったの?』

と話してきた。

かくいう私は、ここにきて社会人経験爆発で、結構おもしろかったし、正直、社会人だったら誰でも知っているような知識だったので、いつもの英語のハンディを埋めるべく、バシバシ発言。 ただし、減価償却やら、経常利益やらの英単語を覚えていなかったので、授業中に頭に叩き込んだ。


午後、イギリス各企業のバランスシートが配られ、まずはどういう仕組みかも説明される。ふふーん♪ここら辺はわかる私!それから、私たちは新しい会社を設立したという想定で、12ヵ月ごとの出納を把握しながら、その月ごとに起こる事象にYESかNOかの判断をしていく。 そこでまずいわれたのが、

『Cash is King!』

つまりは会社内における現金残高はきちんと把握しながら判断しなさいよ!ということだった。目先においしそうな話がころがってきても、常にキャッシュ残高と相談しなさいよ!といういうことだ。


そして、いよいよチップたちのお出まし。赤いチップは、トータル収入。青いチップは営業費用。グレーのチップは間接費支出。緑のチップは経常利益。黒いチップは銀行預金 etc.. なんとわかりやすい。


毎月毎月個々によりジャッジは分かれた。 がーーーっ、ここも社会人経験よ、ありがとう! 年度末残高、一番多かった私。2nd Termにして始めて名誉挽回できました(ホッ)


来週からは4チームに分かれて、バーチャルですが、授業内で会社を立ち上げ、個々に競っていきます。うーん、なんだかワクワク。授業後にグループで集まり、来週のミーティングの日程を決め、みんなで『絶対会社はつぶさないぞ?』的な熱い握手をして解散(笑)


ながーい授業の1日も終わり、この大学で唯一?心許せる日本人のPHDの女性と共にお茶をして帰ってきましたー。大笑いして、久しぶりに日本語も話して、気分もすっきり。 正直なところ、ここ最近以前より気がめいることがおおくなってきていたので、なんか発散できた1日だったなー。過去の卒業生に聞いても1月ってなんだかきついらしい。課題も多いし、気候も寒くて悪い。実際なんだかナーバスだったもの。でも、今はちょっとスッキリした気持ちで1週間のご褒美ワインを飲みつつ、このブログを書いています。


が、私・・・大切な大切なことを忘れている。 あと10日後にまたまたまたまたエッセイの締め切りです・・・。 オーノー!!明日から対戦モードに入ります。並行して、4月から始まるインターンの企業への履歴書を書いたり、そして修士論文のアウトラインの締め切りも迫っています。


2nd Termは英語力向上のために1st Termより遊ぶぞーと思っていたものの、やはりなんだかんだ忙しい。たぶん、また勉強の日々で終わりそうです。 


そして、明日は我が平和なフラット初のキッチンミーティング。 最近冷蔵庫から食べ物が紛失するというハプニングが起こっている。 最年長である私&Dくん(このフラットのリーダー的存在)で、なんとか解決せねばってことで、やりますよ、ミーティング。被害に一番あっている女性からずっと相談されていたしね。若干、めんどくさいなぁぁ&実は今頃になって風呂トイレ独立の寮に移れそうなチャンスがめぐってきた。うーん、私のフラット運命やいかに・・・。