ブログ開設したにも関わらず、最初の将棋の記事が大変遅くなってしまいました。。。
最初に何を書こうか迷ったのですが、左玉の序盤の駒組みに入る前に、飛玉接近形の将棋について語りたいと思います。
「飛玉接近すべからず」とは将棋指しならば誰でも知ってる格言です。
意としては、「飛車のあるとこは戦場になるよ。玉は戦場から遠い方がいいよ」的なニュアンスです。
格言に真っ向から反している右玉・左玉。
こいつらはどうして成立しているのでしょうか?
まずは下の画像をご覧ください。
これは対居飛車右玉の1例です。
この局面について、飛車角の利きと玉の位置についてよく見てみます。
分かりづらくてすみません。。。
緑の矢印が自分の飛車角の利き、赤の矢印が相手の飛車角の利き、青い丸が双方の玉の位置を表します。
矢印を見て頂ければわかるように、自分の飛車角は相手玉を睨んでいるのに対し、自分の玉は相手の飛車角の利きから遠いところにいますね。
右玉は、左辺は破られてしまいますが、相手の攻めが玉に到達するまでに相手玉を打ち取るカウンターの戦法と考えることができます。
飛玉は接近していますが、「戦場から離れる」という棋理には従った合理的な形だと思います。
対振り飛車右玉についても同様に見てみます。
飛車の矢印でいえば、振り飛車有利。
角の矢印でいえば、右玉有利と言ったところでしょうか。
本来、攻めの主役は飛車のように感じますが、角の価値を重く見た発想の戦法なのでしょう。
角の使い方が下手な人には、対振り飛車右玉は難しいのかもしれません。
最後は左玉です。
自分の飛車角は相手玉を睨んでる。
相手の飛車の利きは自玉から遠いが、角の利きは自玉を睨んでいます。
対居飛車右玉と同様、これもカウンターの戦法になります。
対居飛車右玉に比べて相手角の利きが怖く、右玉ほど優秀には思えないかもしれませんが
①角を捌ければ右銀が攻めに加われること
②6五の歩が突いてあること
この2つの要因により攻撃力が高く、右玉以上に強い戦法だと思っています。
さて、飛玉接近形の戦法3つについて、大駒の利きという観点からその思想を説明しました。
薄い囲いですが、相手の大駒の利きを避けるという意味で非常に合理的な戦法です。
これらの戦法を使う際は、まず上で述べたことを頭に入れて戦ってください。






