私の考える 品格 | 書道家 右近桜月 official blog 『至誠』

書道家 右近桜月 official blog 『至誠』

福井県出身
若手書道家
右近桜月〔うこん おうげつ〕と申します

4歳から書の道を歩み
22歳で師範より上の最高段位
同人を獲得

『至誠』極めて誠実なこと・真心

〜至誠にして動かざる者は
未だこれ有らざる成り〜吉田松陰先生より


右近月です❀.(*´◡`*)❀.
こんなに夜遅くの更新
失礼致しますm(_ _)m

書を書いていたら
あっという間に
こんな時間になっていました

今日は物件の内見に行ったのですが
今住んでいるマンションが
新築なこともあり
どうしても
なかなご縁がある物件に出会えることなく
引っ越しは諦めようと
決断しました

今のまま兵庫県民で居ます😌




さて 今日は何を綴ろうと考えたのですが
私のなかで考える
品格について綴ろうと思います

品というのは
一長一短に身につくものではないですし
育った環境、両親のしつけ
様々なものが関与してくると考えます


それでも私が初めて
「 品 」というものを深く考えさせられたのは
師匠の書を見た時でした


師匠の書は
品性高い書なのです

書には品格がなければならない
これも 教えの一つでした


今この年齢になって
心が上品な人間になりたい
品が宿っている人間になりたいなと
思うようになりました




品格が高い人は

人のための行動をすることも

できると考えます


自分のことばかり考えている人には

一瞬の人間的な

いやらしさを感じますが

高い品性の人は

人のために動くことができます



品格が高い人は

自分だけが良ければ良いとは考えません


きちんと周囲の人のことも

考えられるはず



自分さえ良ければ良いというわけではなく

どこかで次に使う人のことを

考えて使うことができるのが

品格の高い人かなと感じます



そして品格がある人は

女性であっても

男性であっても

何かあって狼狽えないところが

特徴の一つかと想います



特に、女性の場合には

上品な人には

たおやかな印象を覚えることがありますが

緊急時に狼狽えないところが

ギャップかと考えます




そして何より

品格がある人は

自分の怒りを相手にはぶつけません



怒りと言うのは、

最も低い次元の感情。。


例えば人間以外の動物を見ると

笑うことよりも

怒りを率直に表現しているところを

良く見ますよね



怒りというのは

誰もが感じるものですが

それを相手にぶつけるかどうかには

「理性」が介入します



理性があれば

怒りを簡単に

相手にぶつけることがないのです

まして、感情のままに

怒りをぶつける人には

品格は感じないでしょう



品格がある人は

怒りを感じても

それをぐっとこらえて

相手を怒るのではなく

窘めます



自分の中にある

不満をため込みすぎることはありませんが

それを怒りという激しい形で

放出することがないのです



怒りを簡単に

相手にぶつけてしまう人は

品性がないと言われてしまうかもしれません


怒りを覚えたときには

ぐっと一度それを自分の中に

飲み込むようにすると良いかと存じます




私は 人間として

まだまだ未熟ですが

書を通してだったり

誰かとのコミュニケーションを通して

上品な女性になっていきたいですピンク薔薇



それでは おやすみなさい🌙💤

三連休も あと2日

皆さんにとりまして

充実した日々となりますように黄色い花





右近