この大野市に何年か前から関西大学のゼミ生が滞在されています。第三者の眼で大野市を研究して頂いている事に感謝しています。

今年度は、大野盆地の地下水、大野市の空間的魅力、地元高校生の愛着度、横町スタジオの実践などの発表でした。印象に残ったのは、昨年秋の渇水による地下水低下問題を学生が計測したデータを根拠に地下水メカニズムの発表でした。普段何気なく使っている地下水、水脈などを考えるきっかけになり、これからの地下水保全を心掛けるいい機会となりました。

毎年来られる関西大学の学生さんが、この大野市に好感を持って研究して下さる事に感謝すると共に、我々市民も研究成果を活かす活動を行わなければならない、と感じる発表会でした。来年も楽しみにしています。