我がうさぎさん…



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ぴょんちゃん…



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突然でしたが、一昨日7月26日正午すぎ、家族に看取られながら、天寿を全うして天へと旅立ちました。





まさに言葉どおりの急逝でした。





昨年末あたりから、少しずつ老化による衰弱がみられ、食欲不振や体力の低下、また、度々意識が朦朧となったり、失禁の頻度が増えてきていたので、いつ逝ってもおかしくはないと覚悟はしていました。




それでも老いたとはいえ、人の周りをグルグルしたり、餌箱に近づくと猛ダッシュしてきたり、気に入らないことがあれば、人?一倍に暴れたり…


ともかく、かかりつけの獣医さんからも、我の強さはこの子は図抜けてますね、と太鼓判を押されていました…





ただ、その獣医さんからは、既にそういった事実を告げられてはいたわけで…




とはいえ、昨年末に診てもらった際には、良くて半年くらいとは知らされていたものの、実際はその半年を上回る日時を生き抜いてくれたのでした。







私たちは、およそ9年間を共に過ごしました。






尽くせる限りの手を尽くしたと言えば大袈裟かもしれませんが、最大限の愛情を以てこの数ヶ月接してきただけに、当人も私たち家族も思い残すことはないと申してよろしいでしょう。





9歳の大往生でしたから…。






一昨夕、私たち家族は、うさぎさんの棺、供物、お墓の準備を整えて、その夜は何年か振りに、家族揃って布団を敷いて、ぴょんちゃんとの最後の夜を共に過ごしました。





そして昨朝、私たち家族は出勤前に、密かな葬儀を行いました。




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納棺、供花、供香、埋葬と、私たちなりの形で"儀式"を滞りなく行い、それぞれぴょんちゃんの冥福を祈ったのでした。





「当人しか分からなかった長い闘病生活、お疲れ様でした。どうか安らかにお休みください。」と、うこんは心のなかで、そう唱えました。



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埋葬ののち、私たちは最後に揃って


"ありがとう"


と言いました。





ただその一言しか言えませんでした。





不思議と、サヨナラだとかいう、別れの言葉は出なかったのです。





サヨナラは、あまりにも悲しすぎる言葉だと暗黙のうちに分かっていたからかもしれません。





ただそのあとは、いつものように「いってきます」と声を掛けて、私たちはそれぞれ仕事へと出て行ったのでした。





これからも、いつ、どこにいても必ず私たちの心のなかに生き続けている、ぴょんちゃんへの呼びかけの言葉として、



"ありがとう"


"いってきます"


そして、


"ただいま"


と…





私たちは、そう呼びかけていくことでしょう。




合掌。





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かくいう諸事情により、しばらく更新できませんでしたこと、ご容赦のほど。




ペタしてくださる皆様、また、拙文をご覧くださる皆様、いつもお邪魔させて頂いている皆様へ、この場を借りて末筆ながら、改めて御礼申し上げます。



拝白



うこん 儀