焼くか焼かれるか | uko 1/60

uko 1/60

好きなものを好きなだけ。
感じたことを感じただけ。
見えたものを見えただけ。

1秒1秒を大切に、思う存分気のままに。

引っ越した実家の庭にはちょっとしたスペースがあって、石でできたテーブルとイスがあるのですが、マンション暮らしではなかなか出会えないものなので、見る度にちょっとテンションが上がります。



それはだんな様も同じのようで、「暖かい季節になったらここでバーベキューとかしたいっすね」と家族の団らん時に言っていました。




暖かい季節が過ぎ、何事もなく月日は経つ。




すっかり忘れていると思ったのに。



うちの両親、しっかり覚えていたようで。



帰るや否や、「だんな様着いたらバーベキューだから」って。



でも“グッズ”は?と思い、尋ねてみる。




「え?だって網とかは??」



「ほら、あれ。」




母の指差した方向にあったのはA4サイズを一回りくらい大きくした網。



一応木炭で使うもののようですが。。。





ちっちゃ!!





ともあれ焼く。

uko 1/60 border=


散々気にしていた網の大きさは以外と気にならなかったのですが、風が強かったり肌寒かったりで心ここにあらず。



それなりに雰囲気を楽しんで、さっさと室内に入りました。



最年少が私ですからね、上は還暦まで。



そりゃ、きゃぴきゃぴもしてられません。




だけど母はいつも大騒ぎです。



いつもプチエピソードを私に提供してくれます。



それはもうたいした事のない話なのですが。



その場にいると楽しくてしょうがない。




血の繋がった性でしょうか。




肉を焼いた翌朝、私はキッチンに顔を出して「おはよう」と母に一言。



そのままお風呂に入っていると、脱衣所にトーストを持った母が乱入。



この人なぜか、人がトイレに入ったりだとかお風呂に入ったりだとか、「ちょっと手が離せない」って前フリしたときだとかに限って話しかけてきます。



しかも急用な感じ一切ナシ、後でもいいことをです。



後でもいいっていうか、どうでもいいことをです。



この日の母もどうでも良さ全開でした。



トースト片手に、




「お母さん学習しないのよ」




一応、相手にしてみる。




「何を?」




するとちょっと生き生きしたりしやがる。




「チーズを乗せてパンをトースターで焼くんだけど、毎日こうなっちゃうのよ」




ん?



見てみれば。。。






uko 1/60 border=


ばかたれが。



それは「学習しない」のではなく「学習する気がない」のですよ、母上。



炙る程度にするとか、何かあるでしょうが。



毎日って。



チーズのペースに合わせたらいかん。




ともあれこうなってしまったものは仕方ない。



ということで黒いところを切り取って食べているんだそうです。




なんだかな。



でも楽しそうだったからいいや。