確認しておいてよかったです。
狭い通り。
並ぶ木造建物。
まったくない土地勘。
会員制のお店、いわゆる「一見さんお断り」なお店もちらほらみつけたのですが、そういうお店って目立つ看板もないのでとても一見さんにはわかりにくい限りで。
今回私たちがお世話になるお店もそうなのかはわからないのですが、なかなかみつけられず。
やっとの思いで確認。
安心したところで時間までふらふらしていると、時間は以外と早く過ぎるもので。
やっぱ木のぬくもりはいいですね。
そして初めてお顔を白く塗った方を間近で見ました。
たぶんあれは舞妓さんじゃなくて、芸妓さんかな。
それにしても、彼女が通ったときの外国人の食い付きといったらハンパない。
「サムラーイ!!!」
っていう感覚に近いんでしょうね、きっと。
時間きっかり。
だんな様と合流。
お店に入ります。

ちょっとだけ緊張。
今回のお店、京都で料理人をしていたお知り合いの紹介で、予約からお料理まで全部彼にお願いしました。
私は時間にお店に行くだけ。
だから何も知らない状態なわけで。
通されたお席は和室の個室。

広っ。
旅館のようです。
思わず畳を数えました。
6枚です。
6畳。
過去に1人暮らししていた家とさほど変わりません。
いきなりテンション上がってます。
おかげさまで胃腸もほぼ全快で。
いざ。
お酒を頼んで、一息つくといいタイミングで突き出しが。

思わず笑う。
この後の料理の満足度を確信。
たこがやわらかいのが印象的でした。
そしてお造り。

「ハモ」が登場。
実はここで「うまいハモを食べてきて」と言われてきております。
“うまいハモ”も何も、ハモ自体まともに食べたことありませんからね。
イメージだと、小骨が多くてやっかいな感じ。
種が多いってだけで巨峰やスイカを毛嫌いするし、好きなのにカニやらをあまり食べたがらない私としてはあまり出会うことのないモノ。
ですがこちらのハモ様、骨なんてまったくといっていいほど感じさせず。
一緒に出てきた白身は鯛かな?これまたぷりぷりで、たいそう私好み。
そして焼き物。

生魚、焼き魚、大好きな私にはこの流れ、至福です。
なんの魚だったっけ。(←ありがたみなし)
西京焼でした、すっごくおいしかったです。
こちらだんな様の第1位。
私もこの時は暫定1位でした。
塩加減、味、身の締まり、申し分なしです。
お高い感じがひしひしとくるような上品なお味。
そしてお吸い物、inハモ。

ハモの脂がすごく口当たりが良くて、ぺろっと食べちゃいました。
アスパラが入っているのに衝撃を受けましたが、とても良く合うんですね。
そして、茄子。

何茄子だっけ。(←ありがたみなし2)
米茄子みたいな大きいやつです。
ナスラヴ。
揚げなすとか煮浸しとか、しなしなしているなすがものすごく好きです。
だからこんなにとろっとしたなすをおいしいと言わない訳がないのです。
ダシも品がいいのに、しっかり染みていて。
ただし、めっちゃ熱い。
目の前で「芸人とおでん」のようなリアクションが見れました。
見ていたはずなのに、私も同じことをしました。
そんなリアクション夫妻です。
そして、いよいよ来た。

ハモしゃぶ~。
私の第1位。
とにかくおいしかったです。
まともに食べたハモがこれだとハモに対するハードルが上がりまくりで、今後ハモが食べれなくなるかもしれません。
というほどに。
いや、思い出しただけでニヤける。
そんなハモ。
「パンッ、パンッ!シェフを呼んでもらえるかな」
そんなハモ。
大満足でいい加減満腹でいると、「ごはんをお持ちしてよろしいでしょうか」とのこと。
そういえばコースって、なぜ最後にごはんものなんでしょうか。
と思いながらも答えはもちろんイエス。
どんなのが来るんだろうと思いきや。。。

ホントにごはんが来た。
with漬物とみそ汁。
ふだんなら絶対「おかずがないと」って思うけど、なぜか不思議とおいしく食べられてしまう。
そして、口直しのデザートに黄色いスイカ。

黄色は初めて食べたかも。
スイカでした。
そんなこんなで、電車の時刻もありましたので宴もたけなわ、大満足で立ち上がる。
お会計でびっくり。
なんでこんなに安いん。
これが紹介の力でしょうか。
そんなお安いお店ではないはずですよ。
しかも大将も出てきて、外まで見送ってくれちゃって。
なんかすごくVIP体験。
思いっきり一見さんなのにね。
そして、ふらっと歩きながらちょっとだけ夜の祇園を満喫。
このポストのある風景がたまらなくお気に入りで。

やはり、詳しいヒトの力を借りると旅が全然違ったものになりますね。
本当に感謝しています。
ありがとう。
とても濃い1日になりました。