少々前のことで恐縮なんだが、ピエリ守山
とほぼ同じ頃に、平城遷都1300年祭
というのに行ったわけだ。
イベントとしては簡素な印象で、広い敷地に朱雀門・大極殿、そして少しの建造物が散在している程度だったので、過剰に華美でないぶん逆に好印象だったりしたわけだ。
草が生えているだけの空き地が大部分だったものの、あまり広大な空間なので、
「もういちど、ここに遷都しちゃってよ!」
、とか、思ったほどだったわけなんだが、少々気になったことがあったので、ここに記録しておく。
会場内の「平城京歴史館」の中に、「遣唐使シアター」といって、10分くらいの子供向け映画を上映している場所があるんだが、これの登場人物の描写がおそらく意図的に異常なわけだ。
主な人物5人を、
①鑑真(リアル・チャイナ)
②阿倍仲麻呂・藤原清河(結果的に、唐に尽くした邦人)
③吉備真備・多治比広成(多くのものを得て、日本に帰国する)
と、3つに分類できまして、それぞれの描写が、
①:高潔・柔和な善人 → 事実、高僧だし、文句ないです
②:唐に尽くし、唐で没した邦人 → ハンサム・志高い善人
③:帰国後、出世 → 悪役のような人相・根性悪い (゚Д゚)ハァ? why!?
とまあ、あまりに露骨な類型化がなされているわけです。
とりあえず、放送におけるサブリミナル的な表現手法というのは禁止だったと思うんだが、よ~わからん人にはよ~わからん程度のユルい仕込みが、実質的サブリミナル として、悪意をもって狡猾に利用されている現状を垣間見た気がしましたね。
文科省が絡むとこーなるということなのか、あるいはいつぞやの、怪談レストラン と同じパターンなのか、いずれにしても、映像制作者の背景が気になります。
まあどうせ偶然とか、考えすぎ、とかで言い逃れる腹なんだろうな~、きっと。