終わって寂しい『イチケイのカラス』 | お茶の間老婆の戯言

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『イチケイのカラス』

☆☆☆☆☆

 

このドラマが始まった時、初回を観ただけで

「春ドラマの断トツお気に入りに決定!」と喜んだ。

たまにそう思っても観続けるうちにそうでもなくなることもあるけれど、

このドラマは最後まで全ての回が面白かった。

 

謎解きだとか、事件を解決するとか大好きだけど、

残虐な殺害シーンとかはあまり見たくない。

このドラマにはそれがないし、キャストもみんな適役という感じで良かった。

裁判にはかなり興味があるので、毎週が本当に楽しみな時間だった。

視聴率のことはよく知らないけれど(気にして見たことない)

私にとっては最高のドラマだったし、久々に「終わって寂しい」と感じるドラマだった。

でも『シェフは名探偵』がその穴を埋めてくれるドラマになっている^^

 

竹野内豊、被告人や証人をとても優しい目で見つめる表情が良い!

昔、竹野内豊と反町隆史が共演した『ビーチボーイズ』というドラマがあったが、

その時は役柄が良かったこともあって“反町派”だった(笑)

でも今はどちらかというと竹野内の方に軍配が上がるかも?

まぁ『相棒』の反町も素敵だけどね^^

 

 

『桜の塔』

☆☆☆

 

上層部や政治家の圧力、ドロドロとした派閥争い、

題名からして『白い巨塔』の警察版のような感じだけど、

そう思って見てしまうと、期待外れになる。

そりゃ山崎豊子原作の長編小説をドラマ化したものと比べちゃ気の毒だよね^^;

あまりにも芝居がかった台詞の言い回しが重厚さをなくしていて、

漫画のドラマ化か?みたいな感じ(漫画をバカにする気はさらさらないが)

 

最近、岡田健史がメキメキと頭角を現しているね。

大河ドラマにも出ているし、最近ずっとドラマに出ずっぱりじゃない?

『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の時も役にハマってたし、魅力的だった。

今後も注目していきたい俳優だ。

 

 

『ネメシス』

☆☆半

 

先日ブログに書いた「ゲノム編集ベビー」の存在が謎の軸となっていたけれど、

それとは別に毎回事件の謎解きがあって、一応最後まで観続けた。

面白かったかといえば、まぁまぁって感じかな^^;

キャストの中に苦手な人はいないけれど特別に大好きな人がいたというわけでもなく、

好きでも嫌いでもない普通のドラマ。

勝地涼の刑事姿を見ると、間警視のマリちゃんを思い出しちゃうわ^^