少し前に書いたが、最近になって浅見光彦シリーズにハマっており、
BSフジやBSTBSで再放送されているドラマを楽しんでいる。
今日はBSTBSで新・浅見光彦シリーズの『平家伝説殺人事件』を観た。
私が今まで観た浅見光彦は、辰巳琢郎、沢村一樹、中村俊介だったが、
今回は平岡祐太で、彼も爽やか系イケメンで割と好きな方だ。
光彦の兄役が石丸幹二、母親役が竹下景子と、
今まで観たドラマより全体的に若い配役だった。
何よりも、大好きな若手女優、吉川愛が出演していたことが嬉しかった。
平家の末裔のお姫様、うん、ピッタリな役だ^^
彼女を初めて観たのは『山田太郎物語』だったので、貧乏な家の子の役だったけど、
その後はだいたい我儘なお嬢様系の役が多かった(笑)
このドラマではお姫様の末裔とはいえ、全然我儘じゃないのでそれがまた良かったし、
赤い着物を着た昔のお姫様のシーンはとても可愛かった^^
浅見光彦は「旅と歴史」という雑誌のルポライターというだけに、
毎回その土地の歴史にまつわる事件の話なので面白い。
今回は平家の落ち武者の子孫が守る「平家の里」に関わる事件だった。
もちろんフィクションなんだけど、こういう内容の話には興味がある。
まだ原作の本を読んだことはないんだけど、
今度このシリーズを集めて読んでみたいなと思うようになった。
ただいつも内容に共感できるわけではないんだけどね^^;
このドラマの内容は、「平家の里」のしきたりで好きでもない男と結婚したが、
生まれたばかりの子供を置いて好きだった男と駆け落ちし、
村人たちに追い詰められて2人で崖から飛び降りて心中した、
このことが事件の発端となったわけだけど、
私はこの女性の生き方には共感できないし、
光彦の母親の言う、「そういう生き方も嫌いではない」とは思えない。
もちろん捨てられた娘(吉川愛)がそんな母親の「人を愛する気持ち」を少し理解し、
親を憎む気持ちが薄れていくのは良いとしても、
とにかく私は自分の子供よりも恋愛感情を優先する気持ちが理解できないのだ。
まぁそもそも「しきたり」とか「家の問題」で
愛し合う者同士が結婚できないというのが間違ってるんだけどね。
でも今でもそういうことはあると思っている。
家と結婚するわけではない、とはよく言われる言葉だけど、
双方に親兄弟がいる限り、そういう繋がりを全て絶つことは難しく、
それが原因で結婚できなかったり離婚する場合もあるようだし。
私、「本家の嫁」としてよく頑張って来たと思うわ~^^;