夜更かし女のトモダチといえば、インターネット。
以前ふんふ~ん と感じの良い音楽を聴きながら、パソコンをなんやかんやとカチャカチャしていると、「モテない女」みたいなタイトルのニュースか掲示板かなんかの記事が、ふと目に付いた。
アメブロの、よこっちょによく特集されている、あれである。
「あ~ん?」という何気ない気分で、実に深い思いもなく、カチリとその文字をクリックすると 「ゴキブリを自分で殺せて、ブログを書いてる女は男に振られる」と信じられない記事が書いてあった。
正真正銘、あたしのことである。
うちはつくりが古いゆえに、ちゃんとキレイにしていてもゴキブリが出るし、夜な夜なブログを書いているし、そして男にふられている。
指摘されている女は、まさにあたしのことであった。
げげっ な、なんでよっ と思いながらその記事を読むと、なんでも「ゴキブリを殺せる女」は強そうだから、自分(男)がいなくても生きていけそうだし、「ブログを書いてる女」は自分(男)がいなくても楽しくやってそう」だからだそうだ。
白けた内容だけど、なんとなく、胸にズシンと来るものがあった。
あたしだって、「あやや!やった~!ゴキブリに遭遇!バシンバシンッ!!死んだ死んだ!一撃!」なんて、楽しんでゴキブリを殺しているわけでは決して無い。
カサカサと静かに、そしてすばやく動く黒い物体を見つけたら、ひぃっ と声に出さない叫び声で一瞬動きを停止させ
そろ~…っという感じで、奴らにとっての毒ガスがつめこまれているボンベを片手に、一歩高いところから目をこらしてブシュ~~~~~~!死ね!死んでくれ!お願いだから死んで!死ね!と半べそかきながら、やっているのだ。
「ゴキブリでたっ やだ~!ひ~ん!」なんてめそめそしていても、ゴキブリは死んでくれないし、そして家から出て行ってもくれないのだ。
「助けにきて!」ってナヨナヨと電話する男もおらず、かといってゴキブリこわい~ なんて近所に住む友人のうちにのこのこと非難するには、誰もみな働いていて悪くてそんなこと頼めるはずがない。
あんな虫、殺せないか殺せるかで問われたら、それは、殺せる。実際にいやいやながらも、歯をくいしばって殺している。
けど、あたりまえに、殺したくって殺してるはずがないのに。
ブログだって、モヤモヤとした気分を、まさに二日酔いでどうしようもなくってトイレに向かって無理やり吐き出すように、始めたブログだ。
俺がいなくても楽しそうにやってる?
ふざけんな!そんなこと言う男と付き合うくらいなら、ひとりでいたほうが、ずっとずっと楽しいわ!
ひとりの生活を楽しめない女より、ひとりでもちゃんと楽しめる方法を知っていたほうが、ずっとずっといいじゃないの!って思う気持ちは、はたしてずっと恋人がいる男女には、通用しないものなんですか?神様。
けど、好きな人と、ふたりでいる幸せって、何にも変えられないものがあるよ~?
そんなんいやってゆーほど分かってるわ!ボケ!(妄想で半泣き)
寂しいと思ったり、ひとりだなぁって思ったり、哀しいと思うことはもう日常で、そうやって日常に慣れているのかと問われたら、実際はそうでもない。
自分のためだけに作る気合ご飯は、相変わらずつまらないし、張り合いもない。
けれど思うのは、「ゴキブリ殺せる女って強そう」という男は、疲れきって泥のように寝ているときに、ゴキブリが出たからといって悲鳴を上げ、男(自分)を起こしつけて、「ゴキブリでたっ」と言われたときに知るのだろう。
その女の、「自分の嫌なもののためには、仕事で疲れている男を起こせる」強さを。
物事っていうのは、いつでも表裏一体。
弱い女なんているわけがないじゃないのよ。女はみんな強いのよ。
ということをなんやかんや考え、長すぎる前フリですが、あまりに最近ゴキブリが出るので、アースレッドをおでかけまえにたきました。
死ね!頼むから死んでくれ!ゴキブリたち!!