女であることに、どのくらい金をつぎ込んでいるか分からない。
いっそ、男に生まれれば、髭剃り買うお金と、少ないパンツと、車と、CDと、女への食事台でことが足りたんじゃなかろうか、と思う。
化粧品にいくらつぎ込んでるか知ってる?美容液だけで1万円なのよ!
ボディケア用品3つあげられる?クリームだけじゃないのよ!
ファンデーションっていくらするか知ってる?5千円くらいするのよ!
トイレットペーパーっておしっこするたびに使うんだから!
生理用品、いくらするか知ってる?
あんたが見ないですぐに脱がす、ブラとパンツいくらするか知ってる?上下で万を超えるのよ!
とまぁ、こういう感じ。
お前が勝手にそんなものにお金を使ってるんだろ?ともし男に言われたら、おもいっきり股の下にある二つのボールをにぎりながら、
どの口がそんなことを言うんだろうね?そんなあたしじゃなかったら、あなたデートに誘わなかったでしょう?と言ってやる!
って書いたものの、
そんな相手もいないのが超虚しい!!!
えーん くすん
とまぁそんなことを思っているので、女との食事代くらい男が払え!と心底思ってるんだけど、いざ会計になると、うじうじ言えない私です。
いや、今日はそんなことを書こうと思ってたわけじゃなく、けれどなぜか指先が動いてしまったわけで、書いてしまったものは、しかたないので削除しません。
今日はお料理について、書こうと思っていた。大好きな栗原はるみの本を長時間立ち読みしたので。
(なんかこんな内容を書くと、あたしって素敵でしょ?いい女でしょ?的な、ありがちないやらしい内容になってしまいそうで怖いので、気をつけて書こうと思う。)
趣味は料理と読書です、というと、
7割がた意外~!という返事がくる。しかも、大声で。
料理が意外って、どんなイメージだ!ボケ!と思うんだけど、そこは得意の偽りの笑顔で、そうですか?よく言われます、と返すのが、ルーチーンアンサーである。
あたしが料理が好きなのなんて、考えてみたら当然だ。
あたしは基本的欲求に忠実なタイプ(自称)なので、ベッドはきゃ~ん!きゃー!と飛び込みたくなるような、ふかふかの布団と枕とまっしろいシーツだし、オナニーも迷わずするし、食事への情熱は、一般女子の3倍であることを自負している。
極め付けに、超がつくほどのドM気質。
世の中には、「ふだんはMだけど…。セックスのときは…。S…かな?」なんておちゃらけて答える猛禽系女子がいるけれど、お前本心を言え!どう考えても、セックスのときにSなら日常生活でもSだ!!
というのが、あたしの持論である。
飲み会で、フェラチオの話になったとき、男たちの「恥ずかしそうにする女子をいじりたい!」攻撃をすっとスルーして、あたし普通に好きですよ?と答えると、だいたいの男は「Sだな~!」とにやついて言う。
違う!
断じて違う!!
本気のSMプレイのことは、その性癖がないのでよく分からないけど、セックスでのMとは、フェラチオしてても、彼に奉仕してる喜びで満たされちゃうタイプだと、自分では思っている。M気質は、正真正銘、愛人気質なのである。
話がずれた。セックスではなく、料理の話。
そして、持ち前のどM気質が、料理とどう関係あるのかというと、料理というのは、基本的には誰かのために作るもの。
自分のためにつくるものではないと思っている。
一人で自分のためだけに作るなら、別にインスタントラーメンでも、買ってきた餃子をチンするのでも、極端な話かまわないのだ。
あたしはよく、ひとりで熱心に、狂ったように長時間かけて料理をするんだけど、その半分はもちろん自分のためで、半分は、やっぱりまだ見ぬ誰かのため。
それはもちろん男であり、彼氏であり、友達であり、好きな男であり、親であり、別に好きでもない男であり、兄弟であり、いつか生まれてくるであろうあたしの子どもであり、色々いるんだけど、そこはやっぱり愛する男のためだ。
自分の好きな人に、楽しく、気持ちよく、嬉しく、元気になってもらいたいからつくるたくさんの料理と、あなたの要求にすべてこたえます!のスタンスのあたしのセックス。
自分の超ド級のM気質にときどき驚くけど、そうなのだ。
自分のご飯を食べてくれる距離にいる人には、ご機嫌になってほしい。そして料理はそのことをかなえる立派な糧となるから、料理が好き。
誰かを元気にさせてあげられるところが、料理が趣味だという理由。そこが、狂おしいほどに楽しい。
栗原はるみもきっとM。
だってすばらしく素敵だもん。
あんな奥さんになれたらいいな、と心底あこがれる。