たまには真面目な話したくなったり(´・ω・`)

保健師になる際、授業で統計かじりました。

それ以来、ああ、マスコミって嘘つきなんだな、と思います。
そうでなければバカなのかな、と。
日本のマスコミ関係者が統計くらい知らないわけないので
やっぱ故意なんでしょうね。

例えばよく見る平均所得の統計ですが、
なんで平均値しか言わないの?

中央値と最頻値も報道しようよ。
それか、グラフ見せようよ。

どうしてかというと…

これ、2006年の世帯当たりの年収グラフです(借り物)。
表はクリックで大きめに別枠表示します。


平均値566万
中央値451万
最頻値300~400万

となってます。

■平均値の算出法は説明不要と思います。

■中央値は全ての値を並べたとき、真ん中にくる値。
例えば100世帯の所得を調べて、高所得順に並べたとき
50番目(リストの中央)に来る所得が中央値。
もちろん低所得順に並べても結果は同じ。
だって真ん中なんだもん。

■最頻値は最も多くの世帯が該当する値。
グラフにしたとき山の頂上になる値。


さて、ご覧のグラフでは
1000万以上の世帯がずらーっと右に並んでいます。
中には億越えしている世帯もあるでしょう。

そうすると、平均値というのは
一般的「平均」のイメージより高く出ます。

「平均」なんて聞くと、
「大多数がこのくらいの所得なんだろうな」と思いそうですが
実際の大多数の所得は最頻値の300~400万。

「富豪」と「貧乏」のちょうど真ん中が「庶民」と思うなら
「庶民」は中央値の451万あたりの世帯です。

平均所得からわかるのは
大多数でもなければ、富豪と貧乏のど真ん中でもないのです。

この平均所得を報道すると、
61.2%の世帯が平均所得以下となるため、
最頻値より金持ちでも、
中央値より金持ちでも、
「我が家って平均以下なのね…(´・ω・`)
てな気分になりかねません。

それによって世間は
漠然とした不安や不満を抱くってなわけです。
なんとなく未来がないような、そんな感じ。

そりゃあそうです。
だって平均以上の世帯になるには
日本の6割以上の世帯よりも稼がないといけないんだから
それは大変なことですよ。

しかもこれ、「世帯」ってのがミソで
個人の収入じゃないんですよね。
なぜ労働者1人当たり収入よりも
世帯当たり収入を良く目にするのか、
本当に謎。

1世帯が何人で、労働者が何人いるか、
それによって生活ぶりなんて
ぜんっぜん違うと思いませんか?

単身で400万あれば、貯金も余裕だし
共働き核家族でも子供が5人もいたら400万だと
生活キツいと思います。
そこらへんが見えないんだよね。

まあそんなわけで、マスコミって変だよね。