私の母は
病気が分かった時には末期の大腸癌で
入院治療も拒否し
老いた父が家で面倒を見ていました。
私は東京から実家に月に1,2回帰り
隣の県に居た兄夫婦が週2,3回帰りはしていましたが
基本的には父1人で頑張っていました。
しかし本当に最後の数日
母は痛みから夜も眠れず
よって父も眠れず
このままでは、父も倒れてしまうと言うことで
診断を下していただいた病院へ。
結局、母は彼女の人生の最後の3日のみ
病院で過ごして天国へ帰って行きました。
自宅でお世話をするには
ある程度の広さの家と
人出がやはり必要だと思います。
訪問看護もあると言うお話でしたが
実際はそのサービスは停止されていたため
お医者様のお世話になったのは
検査と診断を下していただいた時と
亡くなる前の3日だけでした。
私たち家族以外のお世話になるのも断固拒んだ母でしたのでヘルパーさんの助けも借りられず。
会う度に弱って行く母を見ながら
真面目に頑張って生きてきたのに
最後を安らかに迎えるのは何と難しいことか
と言うことが身にしみ
その後の私の人生観に少なからぬ影響を与えた3年間でした。
緩和ケア病棟やホスピスがもっと潤沢にあれば
最後の時を迎えるのが
もう少し安らかであったのかもしれない
という思いは
いまだに拭えません。