今年のクリスマスディナーは海老三昧＠ａｎｄａｚ　ｔａｖａｒｎ

朝から冷え込んでいて、日中もヒンヤリだった一日。でも、スッキリとした晴れだったので、寒さもそれほど気になりませんでした。冬だもん、仕方ないですよね。

そんな中、早めのクリスマスディナーにお出かけ。毎年うちではクリスマスディナーは早めに済ませてしまいます。ジャストクリスマス期間に行くと、高級食材のオンパレードを使って通常の１．５倍ぐらいのお値段取られるのがなんだかバカバカしいなあ、と思ったから。同じような食材食べても少しずらせば普通のお値段で食べられるので、その方がいいよね、という結論に至って、そのようにしています。ゆっくり食べられるし、かなり快適です。

そんな中、今回向かったのは虎の門ヒルズ内にあるアンダーズ東京のメインダイニング、ａｎｄａｚｔａｖｅｒｎ。こちらで大好きな伊勢海老のコースが期間限定で提供されていたので、今年はこれだ！！と、即決。ウキウキ気分で行ってきました。

勘違いから３０分以上早くついてしまったら、ラウンジで待たせてくれました。時間になると、窓際の席に案内してくれて、夜景がとっても綺麗でした。

食べるメニューは伝えてあったので、ドリンクだけ勧められ、ノンアルカクテルをチョイス。

しばらくして、パンとカクテルが到着してから程なくすると、最初のお料理が運ばれてきました。

伊勢海老のポーチ　根セロリのピューレ　アップルコンポート　ピンクグレープフルーツ　マーシュレタス　伊勢海老ドレッシング。海老のしっぽ部分の半身分が使われています。

因みに上部からはこんな感じ。大きな日本的なお皿に海老のピンクが映えていて、とっても美味しそう♪

では、実食！！

伊勢海老のポーチのアップです。伊勢海老をボイルしたお料理。しっかりと噛み応えのある伊勢海老で、プリッと食感とエビ特有の甘味が広がって美味しい♪少しフルーティーな伊勢海老のドレッシングがよくあっていました。

根セロリのピューレなどです。根セロリのピューレは見た目マッシュポテトのようです。でも、マッシュポテトよりもさらっとした仕上がりで、ズッシリ感もなく、ポーチのソースとして食べてもよく合いました。

続いて伊勢海老とロブスターのビスク　パースニップピューレ　雲丹。ウニは苦手なので私は外していただきました。こちらも伊勢海老のしっぽ部分半身がガッツリと入っていました。

ちなみに上部からはこんな感じ。

スープのアップです。伊勢海老特有の香りがもうたまりません！！これが苦手という方もいらっしゃいますが、海老好きにはこの香りはまさにパブロスの犬状態です。ひと口飲むと、伊勢海老とロブスターから取った出汁が口いっぱいに広がって超贅沢♪どんだけ伊勢海老使っているんでしょうかね？このスープに浸かりたい気分でした。

載せられた伊勢海老の身も出汁カスではなく、ちゃんと食べられる身でＷで楽しめました。スープ皿にスープが入って、身が飾り程度にのってるようなお料理なんだろうな、と想像していたのに、こんな立派なスープが出てきて嬉しい誤算でした。

そして、メインの登場！！

伊勢海老のグラタン　リークのクリーム煮　ブイヤベース風リゾット　サフランソース。メインは国産牛のテンダーロイン　ロッシーニ風とチョイスできたのですが、私はもちろん伊勢海老♪ガッツリ半身使われた伊勢海老のグラタンは見た目的にも圧巻です。

上部からはこんな感じ。

伊勢海老のグラタンはいわゆるフレンチの伊勢海老のテルミドール。でも、王道フレンチのそれよりも、ソースが軽やかな仕上がりでした。あのどっしり感な味わいが好きな方にはちょっと物足りなさを感じるでしょうが、その分、伊勢海老のほのかな甘味が感じられて、こえはこれでよかったです。

手前のブイヤベース風リゾットは、リゾットの〆に出てくるような仕上がりで、魚介からのお出汁がお米にしっかりと浸透していてこれもすっごく美味しい♪パルメザンチーズでコクがプラスされていて、この部分だけでも一品になるぐらいの出来栄えでした。プチトマトが入っていたのでサッパリ感もあって、バランスがよかったです。

パンはこれで二人分。二切れずつです。見た目固そうですが、それと裏腹にクラストも柔らか。ほのかに甘味がありました。美味しいパンで、カイザーに似てるなあ、と思って聞いてみたらドンピシャのメゾンカイザー製で、特別に作ってもらっているとの事でした。甘味は蜂蜜が練り込まれているからで、ふんわりしていたのもそのおかげかもしれません。食べ心地も軽やかで、私でも一切れ食べられました。

最後にはもちろんデザート付き。