ミュージカル『王様と私』 | 自分の記録、気分のブログ

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♪いい夢だけを見て行こう

昨日、初日に行って参りました!!
 
やはり善き作品でありました。
 
前回この作品を見た時に一幕ラストの場面で大泣きしたことを、見ながら思い出し、その場面が始まった時にはもうウルウル。結果、やはり大泣き。
 
二幕も涙涙。
 
演出は過去作品とは随分変わった印象で、コメディ要素が増えたよう。それは王様の演者のタイプの違いからかなぁとも思いました。
 
そして、セットも素晴らしかった!!(松井るみさん!)
 
こういう王道な作品が私は好きなのだと改めて思いました。前回見たのはいつの事だろうと、自分の過去ブログを読み直してみたら、ほぼ同じ感想しか書いてなくて笑ってしまいました。
 

 

 

 

ちょっと話はズレますが、ずっと思っていたことを。

 

現帝国劇場のLAST YEARの演目はあれでいいのでしょうか!? 帝国劇場という素晴らしい劇場へのリスペクトが全く感じられないのは私だけでしょうか!? 昔から東宝が大切に公演し続けてきたこういう作品を上演すべきだと思うのですが…。例えば『屋根の上のヴァイオリン弾き』とか。この作品も最近は帝劇では演らず日生劇場での公演となっていますが(日生劇場がダメとかいうのでは断じて無い!)。お客の入りの問題などいろいろあるのでしょうが、違う気がしてなりません。昔はもっと芝居もたくさん上演されていて、決してミュージカルだけを上演する劇場ではありませんでした。それこそ昔は東京宝塚劇場も芸術座(現シアタークリエ)も…、今のブロードウェイのような日比谷とは違いましたから(これは、言ったところで仕方のないこと)。唯一、今の帝劇でもう一度見たいかなと思うのは『レ・ミゼラブル』くらいなのですが、新演出でなければよいのにと正直思ってしまいます。

 

旧東京宝塚劇場の最後のことを思えば、何を今更な話でもあります。

 

 

と言うことで、初日を見るのは、千秋楽以上に緊張感と特別感があって、良いなぁと思う今日この頃でありました。