新作歌舞伎『流白浪燦星 ルパン三世』 | 自分の記録、気分のブログ

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♪いい夢だけを見て行こう

初日が開いてすぐの頃に一度観劇。

予定時間表(タイムテーブル)。
 
いつもの3階席観劇だったのですが、あまりにも面白くて楽しくて、花道が見えないことは織り込み済みで買っていたのに、どうにもこうにも花道での芝居が見えなかったことが残念で、「楽しかったしもう1回見たい!」な気持ちがムクムク。
 
観劇後の電車の中で即行チケット探し。ありがたいことに某カード会社のチケット販売で特別価格になっている1等席を発見!2階席でしたがセンター席(イヤホンガイド割引券付き)!即買い。
 
そして、昨日2度目の観劇。
「満員御礼」の文字が入りました!
 
みんなキャラそのもの。アニメのルパンのセリフ回しが絶妙に歌舞伎に合っているし、次元はもう次元にしか見えないし、松也くんは五ェ門すぎてカッコ良すぎるし、笑也さん不二子ちゃんは昨日の観劇時には美しさに可愛さも加わって最高。本当に歌舞伎とルパン三世の親和性の高さよ。
 
この新作歌舞伎の中だけの斬鉄剣のエピソードも良くて、初観劇の時は、「つまらぬもの~」の名セリフに思わず涙してしまいました。
 
そもそも、ルパン三世のテーマが流れるだけで大感動。開演してまもなく登場人物が揃ったところで、和楽器で演奏されるルパン三世のテーマに乗って追っかけっこが始まる(何となく宝塚版に似ている)、そりゃ、楽しいのは当然です。
 
そして、銭形マーチにまたもや涙。
 
宝塚版『ルパン三世』、東京公演では銭形マーチに乗ってフランス革命に突入していく場面、銭形とロベスピエールを真ん中にして踊りだすところで、楽しいやら悲しいやら(銭形を演じていたともみん(夢乃聖夏)の退団公演だったため)で必ず泣いていたことを思い出しました。
 
どちらの曲もついつい手拍子をしそうになってしまいがち。むしろ、音は出さずにひそかに手拍子していました。
 
そうそう。銭形はやっぱり下まつげが重要!
 
右近くんは、気が付くとこの1~2年で偶然にもいろんな舞台を見る機会があって、女形を見るのは初めてでした。個人的には、女形の右近くんがかなり好きかもしれません。
(女形、意味合い的には女方の方が正しいらしいです、今さっき知りました)
 
いろいろ今の世相を描いている部分もあり、さりげなく刀剣ネタが入っていたのもちょっと嬉しかったりしました。最初は気が付いてなくて、舞台見ながら、「たぬきさん」に似ている俳優さんがいるなぁと思っていたら、ホントに同田貫を演じていた中村鷹之資さんだったという事実。実は3本の刀剣がいたと…。
 
昨日の観劇では、ほぼどセンのお席で、花道の芝居も見る事ができて大満足。なぜだか、最後の白浪五人男の名乗りをなぞらえた場面では涙しておりましたが。とにかく、ルパン三世好きな人、みんな見て!と思うほど、本当に面白かったです。
 
23日にはライブ配信もあります。リアタイはできそうにないけれど、アーカイブ配信もあるので、楽しみにしたいと思います。
 
 
うーむ。絶対に歌舞伎にはまり始めているよなぁ~、自分。
 
 
 
 
さてさて。
2度目の観劇が終わったら、宝塚版『ルパン三世』も絶対に見ようと思っていたところ、絶妙なタイミングで、本日、スカステにて放送されました!(別に家にも円盤に落としたものはあるのだけれど)
やっぱり、ルパン三世のテーマが流れてきただけで涙
こちらの作品も本当に上手くて来ていて、ちゃんと宝塚の作品として成立していて素晴らしい!
翔くん(彩凪翔)の五ェ門もカッコイイよぉ~
咲奈ちゃん(彩風咲奈)の次元もカッコイイよぉ~
せしこ(大湖せしる)の不二子も色っぽくてカッコイイよぉ~
何よりもちぎちゃん(早霧せいな)のルパン、最高だぁー!