新説馬券理論!! -3ページ目

セレクトセール

ポストSSへタキオン名乗り

 「セレクトセール2005」(日本競走馬協会主催)の第2日目が12日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われた。大種牡馬サンデーサイレンスがなきあと、2度目のセールで大きな注目を集めたのがアグネスタキオン産駒。この日もいずれも高値で取引され、初日と合わせ7頭出た1億円ホースのうち、タキオン産駒が3頭を占める人気ぶり。後継種牡馬の大本命としての期待をヒシヒシと感じさせた。

 SSがいなくなって2度目のセレクトセール。後継者争いがシ烈を極めているなか、偉大な父の息子アグネスタキオン産駒が人気沸とうだ。今年、初年度産駒がデビューし、10日の函館でJRA初勝利を飾ったばかり。幸先良いスタートを切った翌日から行われたこのセールで、大きな注目を集めた。

 初日に1億2千万円で落札されたファンジカの05(牡)に続いて、この日も上場した10頭の産駒に次々と高値が付き、うち2頭がミリオンホースとなった。
 皐月賞3着馬アドマイヤジャパン(父SS)の半弟ビワハイジの05(牡)を、1億2500万円で競り落としたのは、兄と同じく“アドマイヤ”の冠名で知られる近藤利一氏。「ジャパン同様、頑張ってくれると信じている」とその期待はもちろん大きい。兄に続きこのタキオン産駒の弟も、松田博きゅう舎に入きゅう予定だ。

 また1億5千万円の値を付けたのが、クイーンモードの05(牡)。スペシャルウィークの馬主として知られる臼田浩義氏が落札した。「SSの後継者はやはり、タキオンとスペシャルじゃないですかね」。臼田氏は、シーザリオの活躍などで一足早く大ブレークしたスペシャルウィークと同等の期待をタキオンに寄せる。
 終わってみれば、高額取引の上位10頭のうち4頭を送り込んだ。現役時代は同期にマンハッタンカフェ、クロフネ、ジャングルポケットなど、超ハイレベル世代の“幻の3冠馬”。ポストSSの主役へ、周囲の期待は高まっていくばかりだ。

北九州記念

第40回 北九州記念 (GⅢ)


過去10年(阪神で開催された平成10年は除く)の単勝平均配当は938円。

1番人気馬の連対率は50%、

別定戦に変わってからは①②②①⑤着とここ最近は1番人気の成績が安定してきた。

連対馬の大半(20頭中16頭)が6番人気以内から出ているのにもかかわらず馬連平均配当は4928円
つまり、荒れるということ。


データから見た連対馬の傾向(阪神で開催された平成10年を除く過去10年)
・脚質
連対馬の脚質は逃げ3頭、先行7頭、差し9頭、追い込み1頭。

差し馬の活躍が目立つようになってきている。

・前走
前走がOP特別以上なら着順は不問。しかし準OP特別や条件戦となると着順は1着が条件となる(例外1頭)。また、中10週以上での出走馬の連対はなし。

騎手、調教師、種牡馬の成績(00年7月15日~05年2月13日)
・小倉 芝1800m 今回騎乗予定騎手 連対率成績
1位 安藤 勝己騎手 - 50.0%(騎乗回数40回17勝)ヴィータローザ
2位 武 豊  騎手 - 41.4%(騎乗回数29回6勝)メイショウカイドウ
3位 池添 謙一騎手 - 26.2%(騎乗回数84回8勝)スパルタクス
4位 幸 英明 騎手 - 23.2%(騎乗回数99回13勝)チアズメッセージ
5位 熊沢 重文騎手 - 20.8%(騎乗回数72回8勝)ゲイリーエクシード
6位 小牧 太 騎手 - 17.9%(騎乗回数39回4勝)ツルマルヨカニセ
7位 北村 宏司騎手 - 16.7%(騎乗回数66回6勝)ラヴァリージェニオ
8位 和田 竜二騎手 - 14.5%(騎乗回数83回9勝)アラタマインディ
9位 芹沢 純一騎手 - 13.2%(騎乗回数68回3勝)トウカイオーザ
10位 角田 晃一騎手 - 12.8%(騎乗回数78回4勝)サイドワインダー

北九州記念

カイドウ小倉“3冠”だ~北九州記念

 「第40回北九州記念」(17日)にメイショウカイドウが“小倉重賞3冠”をかけて出走する。昨年は小倉記念、今年2月には小倉大賞典を勝っており、同競馬場の古馬3重賞全制覇を飾れば、69年のアトラス、75年ロッコーイチ、78年ミヤジマレンゴ以来4頭目の快挙となる。「2つ獲っている以上、3つ目も狙わないとね。前走後はここに目標を置いてきた」と坂口大師も記録を十分意識している。前走(マイラーズC7着)から3カ月ぶりの出走だが、「短期放牧を挟んで、中間の乗り込みは入念。キッチリ仕上がっている」と同師は手応えをつかんでいた。

ジョッキー

ナカタニ 9月から日本本格参戦

 米国のコーリー・ナカタニ騎手(34)が9月からJRA短期免許で3カ月間、日本に参戦することになった。11日、同騎手が明らかにしたもので、関西の調教師に身元引き受けを打診している。ジャパンCやワールドスーパージョッキーズシリーズなどで来日しているが、短期免許交付を受けての本格的な日本参戦は初めてとなる。

 1905年に祖父が日本(地域不明)からカリフォルニアに移民したというナカタニは「日本こそ僕のルーツ。米国の騎乗スケジュールが調整できたので9月から滞在するつもりだ」と語った。米G1ブリーダーズC(10月29日、ベルモントパーク競馬場)でいったん帰国した後、再来日して12月まで騎乗を続ける予定。

 ナカタニは米国でただ1人の日系3世ジョッキー。88年にメキシコでデビューし、南カリフォルニアに移籍した89年には最優秀見習騎手賞を受賞した。95年にリーディング制覇。ブリーダーズCでも6勝を挙げている。中央競馬では92年3月に初騎乗、96年12月の阪神競馬では進路妨害で1着降着、騎乗停止の処分を受けたが、その後もスポット参戦を続け通算50戦7勝の実績を残している。

セレクトセール

1・7億円馬も藤沢和厩舎入り

 「セレクトセール2005」初日2番目の1億7000万円で落札されたトゥザヴィクトリーの半弟フェアリードールの05(牡、父アドマイヤベガ)も、藤沢和厩舎への入厩が予定されている。同馬は山本英俊氏を代表とする共有馬主の所有となる予定で、落札した多田信尊氏は「活躍している父だし、兄弟も優秀。すべての面がそろっている馬。美しい馬を手に入れられてうれしい」。

北九州記念

ヴィータローザ アンカツで勝つ

 小倉サマーシリーズの開幕を飾る「北九州記念・G3」(17日、小倉)に、昨夏の小倉リーディングトレーナー・橋口きゅう舎がヴィータローザを送り出す。前走の宝塚記念こそ大敗したが、2走前の金鯱賞では安藤騎乗で2着と健闘。再度アンカツを配し、再浮上に燃える。


 安藤・橋口きゅう舎といえば、騎手、調教師部門でそれぞれ昨夏の小倉リーディングに輝いたコンビだ。その最強タッグが小倉サマーシリーズの幕開けとなる北九州記念にヴィータローザで挑戦する。今年も大攻勢が予想される2人だけに重賞制覇で弾みをつけておきたい。


 宝塚記念は直線伸びを欠いて11着と案外な結果に終わった。「あくまでも結果論だけど…。途中からペースが上がった時に付いていこうとせずにジッと我慢して、直線にかけていればもう少し伸びていたかも」と橋口師は悔しそうな表情で振り返る。持ち味は“切れ”だ。7走前のエプソムカップから2走前の金鯱賞まで上がり3Fは33秒台後半から34秒台後半までコンスタントに脚を使っていただけに、36秒9の上がりしか使えなかった前走には不満が残る。「G1だったけど、力が足りないと思っていたら使っていなかったから」。トレーナーの期待度は2着と健闘したハーツクライと同じぐらい大きいものだったようだ。

 G1だった前走に比べれば一枚落ちのメンバーとなるG3。しかも、5カ月ぶりを2度たたき、走りごろとされる3走目を迎えて上積みも見込める。「小倉は初めてだけど、小回りコースでも平気。金鯱賞の内容がよかったからね。以前とは見違えるほどの体つきだし、中2週でも出来はいいから」と巻き返しに向けて一点の曇りもない。勝てば3歳秋のセントライト記念以来、約1年10カ月ぶりの重賞制覇となる。2年連続のリーディングへ―。ヴィータの復活Vで初陣を飾れば最高だろう。

セレクトセール

ラインクラフト半弟 2億1000万

 ゼンノロブロイ、ディープインパクトなど毎年、名馬を送り出しているセレクトセール(日本競走馬協会主催)第1日が11日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われた。この日の落札最高額は、G1の2勝馬ラインクラフトの半弟、マストビーラヴドの05(父シンボリクリスエス)の2億1000万円だった。セールは12日も行われる。

 セール第1日に最も人気を集めたのは、マストビーラヴドの05だった。桜花賞とNHKマイルCを制したラインクラフトの半弟で、父は初年度産駒となるシンボリクリスエスだ。

 さすがは“目玉商品”。5000万円から始まったセリはポンポンと値が上がり、2億1000万円の値で決着がつくまでにそう時間はかからなかった。

 競り落としたのは、IT関連企業(株)ダノックスの代表取締役、野田順弘氏。まだ馬主としては3年目だが、中央競馬では“ダノン”の冠で15頭ほどを走らせている。「父の才能を先物買いしたかった。それに母系が優秀。2億1000万の値も想定の範囲内で、まあロマンを買ったというところですね」と夢を膨らませていた。

 会場にはラインクラフトの“相棒”である福永騎手の姿もあった。セレクトセールの見学は初めてで

「前から見たいと思ってたんです。聞いていたとおりスゴイ雰囲気ですね」と興奮気味。セリの前には偉大な母マストビーラヴドの顔をいとおしそうになでて「ありがとうな」と優しく話しかけるシーンも見られた。

 また、新種牡馬の産駒がその日の最高値となるのは、セール始まって以来、初めてのこと。シンボリクリスエスを管理していた藤沢和師は「全体的にいい子が出てるようだね。SS系の牝馬に付けられるのが大きい。種馬としても成功してほしい」と、にこやかだった。
 この期待の当歳馬の入きゅう先は未定だが、早ければ2年後の夏、その成長した姿がターフで見られることになる。

2005.7.9

本日、ブログのUPがまにあわず、

ここに書き込むことができませんでした。


とりあえず、今日は無料のメルマガ配信で、

3連複を3点で「2290円」を的中させました。


それをどう捉えるかは任せますが、

なんとか、理論が機能しているみたいです。

キーンランドスワン

キーン12着、坂で失速/ジュライC

<ジュライC>◇7日=ニューマーケット◇英G1◇芝直線1200メートル◇3歳上◇出走19頭
 英G1ジュライCに挑戦したキーンランドスワン(牡6、栗東・森)は12着に敗れた。

好スタートを決めて好位でレースを進めたが、ゴール前の坂で失速。00年にアグネスワールドが英G1初制覇を達成した、

欧州夏の短距離王決定戦のゴールは遠かった。勝ったのはパストラルパースーツ(牡4)。

 3日に米G1初制覇したシーザリオのアメリカンオークスに続く快挙はならなかった。

前走ゴールデンジュビリーS(10着)は道悪に泣かされたが、この日は「状態も良く、

馬場も悪くなかった」とスボリッチ騎手。だが、最後の坂でパタリと止まった。「追えば突き抜けるかと思ったが、

もう少し力のある馬でなくては難しいかな」と森師。厩舎の海外G1・4勝目はお預けとなった。

 現地での調整法やコースを熟知する陣営をもってしても結果は残せなかった。

が、挑戦を続けることが森厩舎のスタイルでもある。「負ければ海外遠征撤退」のような気負いはない。

あくなきチャレンジ精神とフットワークの軽さで、今後も日本の海外挑戦をリードしていく。


キーンランドスワン、どうしたんでしょうね・・・

結構いけるかと想ったんですが・・・

七夕賞

サンロイヤル 古豪パワーさく裂

 夏の福島フィナーレを飾る名物レース「七夕賞・G3」(10日・福島)は、主役不在の混戦ムード。

8歳の夏を迎えたユキノサンロイヤルだが、少しの衰えも感じさせず元気いっぱい。

前走の天皇賞でも差のない勝負を演じてきた。その後はここを目標にリフレッシュ放牧。

2走前の日経賞に続く、2つ目のタイトル奪取へ順調そのものだ。古豪パワーがさく裂するか。

 元気いっぱいだ。8歳の夏を迎えたユキノサンロイヤルにとって“衰え”なんて言葉は当てはまらないようだ。
 今年に入ってから5戦を消化したが、掲示板を外したのは前走の天皇賞だけ

それでも勝ち馬からは0秒8差と健闘。前々走の日経賞では、いま売り出し中で勢いある

トウショウナイトをハナ差抑え、デビューから53戦目にして待望の重賞初Vも飾った。

 「あの時はトウショウナイトが早めに動いてくれたので、展開にも恵まれたからね」と、

増沢助手は控えめに振り返るが「負けたレースでも、いくらも負けてはいないからね」。

その表情には笑みさえ浮かんでいる。

 天皇賞の後はここを目標にして、約1カ月ほどのリフレッシュ放牧。

「戻ってきてからも予定通りの調整ができてるし、何の問題もないですね。

これといった体調の変動もないし」と順調ぶりをアピール。トップハンデの57・5キロにも

「“おじさん”にそんなに背負わせたらダメですよね」と言いながらもニッコリ。

気にしている様子は少しも伝わってこない。

 福島コースも一昨年の秋以来だが、これまでに2つの勝ち星があるように問題はない。

「今回もこの馬の競馬をするだけ。運があれば…」。この後は中1週で函館記念参戦のプランもある。

2つ目のタイトル奪取で勇躍、北の大地へ乗り込むか。“元気なおじさん”の熱い夏が始まる。