映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』【PG-12】の個人的評価&感想メモ
 
個人的満足度︰★★★★☆
ストーリー︰★★★★☆
娯楽性︰★★★★☆
ホラー︰★★☆☆☆
泣ける度︰★★☆☆☆
オススメ度︰★★★☆☆
 
《あらすじ》廃墟となっているかつての哭倉村に足を踏み入れた鬼太郎と目玉おやじ。昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。血液銀行に勤める水木は当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。そんな中、村の神社にて一族の一人が惨殺される。それは恐ろしい怪奇の連鎖の本当の始まりだった。鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で二人が見たものは。
 
 
PG-12指定なのは、ビジュアル的なモノよりもストーリーの方かしらえー
物語の核は大人向けの内容ながら、子供も見られるようにオブラートでぐるぐる巻きにしているので、老若男女が楽しめるというよりは大人には物足りず、子供には若干小難しい作品になってしまったのではないでしょうかねカチンコ
 
とある一族の相続争いの奥にある村の秘密は、なかなかにエグいモノなのだけど、現代風のポップな鬼太郎アニメなのが物足りなく感じてしまうのだよねアート
妖怪バトルも有り、鬼太郎の“父”が格好良く活躍するのだけれども、妖怪よりも人間の方が恐ろしい…という風刺的なメッセージがビジュアル的に薄くなっているのが少々残念かなショボーン
 
ストーリー的にも、現代風鬼太郎よりも水木しげるの鬼太郎な画風でおどろおどろしい作品にした方が良かったと思う。
 
 
@はんぞう