日曜月曜とダメージはほとんど無い!
と思いきや疲労はちゃっかり火曜にやって来ました笑
 
筋肉痛と倦怠感。
旅の疲れに睡眠不足。雪もあって火曜はテレワークに切り替えグダグダしながら仕事。一日中眠かった割に夜中何度か目が覚めました。
 
 
さ〜てレースふりかえりです。
 

 

  1〜5km @24:45

 

 
800番台のヨッチさんと3000番台の私がどう合流するか問題は思いの外早く3kmほどで。
どこにいても一目で気付くシルエットはありがたい笑
 
「完走ペースでいい?」
 
はははははい!モチロン!
故障と体重増と前夜のハイボール祭りで、もしかしたら30kmで止めるかもとのこと。
 
『30kmからが重要なんだけどな~笑』(心の声)
 
でも知ってる。
そんなこと言いながらきっと最後まで走ってくれるってニヤリ
 
そこからはキッチリ0455〜0456で刻むヨッチさんに並走しお喋りラン。
でもかすみがうらでかっきぃからお喋り禁止令を出されたことを思い出し、あまり消耗してもなと後ろについてお喋りは封印。
 

 

 

  6〜10km @25:00 関門まで1分18秒


スタート前に脱ぎ忘れたポンチョとお腹に貼ったカイロが暑くなってきたのでどちらも外して手に持ち随分長いこと捨てられないまま
ようやく最初の給水所でゴミ箱へ。
 

 

ほどなくトップ集団とすれ違う。

ヨッチさんは中央に寄ってファイト!など声かけし、私も素晴らしい走りを間近に眺めてテンションが上がる。
 
そんなことをしてたらアレ?
キロ5超えとるやん笑
でもまあ10km関門は52分につき、借金1分でもそこまで心配はしてなかった。
 

 

 

ランデブーランがバッチリカメラ飛び出すハート

(荒いのでそのまま掲載)

YouTube配信観て数えたら我々の後は30人ほどしかいなかった。

まさに最後尾!

 

途中ヨッチさんがトイレに寄って、その後サブスリーペースですぐに追いついてくれたけど、

「収容車すぐ後ろにいるじゃん!」とビックリしてた。

関門なんて気にしたことないだろうから新鮮だったようですてへぺろ

 
そう、これが別大最後尾の景色笑
 
私は昨年同様、恐ろしくて一度も後ろを振り返れなかった。
 

 

  11km~15km @24:32 関門まで46秒

 

とにかくずーーーっとヨッチさんの背中を見つめてひた走るも、身長差があり過ぎてつい背中を見上げてしまい首が疲れるのでちょっと距離を置いて角度を緩くしてみたり。

でもふっと気付くとまた見上げてるんですよ。
あれ?無意識に顎が上がってる??
ペースはゆっくりなので息は上がってないのにこれはコロナの影響か。。。??

顎が上がって→首が疲れて→戻して、を最後まで繰り返すことになる。こんなことは初めてだ。
 
 

  16〜20km@24:34  関門まで12秒


時計も見ずにのほほんと沿道の声援にお手振りとありがとうを返す。
野球少年達のハイタッチも嬉しい。
 
海岸沿いでは地元局主催の別大応援イベント、べつだいウォークの参加者の皆さんが首元に参加賞のタオルを巻いて応援してくれた。
16km歩くって凄いよね!私は無理だな、、、
 
 
女子頑張れー笑い
女性頑張れ!笑い
お姉さん笑顔がいいね!
 
他の大会に比べても女子への応援がひときわ熱い気がする。
 
女性だけ応援してるおじさん(別大名物?)が
 
「女性頑張れ!おっさんに負けるなよー!」
 
ヨッチさんと目を見合わせて笑う。
初老カップル頑張れって応援されないかな笑
 
そのおじさんじゃないけど確かに見渡す限りおっさんしかいないもんなぁ笑
そしておばさんね笑
 
参加者名簿の男性の年齢見るとほとんどが40代50代かそれ以上。
女性の年齢はなぜか書いてないけど、名前がほとんど子か美か代か恵か、今の子供の名簿にゃあとんと見ない昭和の香りがプンプンで推して図るべしで笑
 
頑張ってるおっさんおばはん、みんなキラキラ輝いてるキラキラキラキラキラキラキラキラ
 
なんてことを考えてたら、突如
 
 
「関門まであと1分!」コール
 
へっ!?:(;゙゚'ω゚'):
 
マジかーーーーーー!!!!!
 
まだ結構あるぞ!150m?いやもっと?
間に合うのか!?
必死にダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュダッシュ
 
あと30秒!
 
あと20秒!
 
ヒーーーーーーーー!!!!!
 
ギリギリ間に合った!
 
隣を走ってた女性がマットを踏んだ瞬間、ドッと倒れ込んで路上で動けなくなってたガーン
 
一歩間違えばこれは私だったかも知れない。
そして気付く。matsu-mammyさんの予言。
こーゆーことだったんだな、、、貯金を使い果たしてることに気付かず放蕩三昧してた初老カップルはここでカッと目覚めて褌を締め直す。
 
そういやヨッチさんに関門時間と借金1分があることを言ってなかったかも笑
そこから多少私が遅れようともキッチリペースを上げていき必死に着いて行く。
 
 

  21〜25km@24:19  関門まで53秒

 
この区間が最速でした!
脚はまだもってる。
ただ、、、寒い、、、、ネガティブ
ヨッチさんのおかげで風はそこまで影響ないけど、給水の度に濡れて冷え切ったメリノウールの手袋の手が悴んでジェルが開けられない。
切り込みを入れるのを怠ったのを後悔しながら歯で噛み切る。差し歯が取れやしないかヒヤヒヤグラサン
そして序盤に捨てたポンチョとカイロがあれば、と悔やんだり。
 
この辺りから俄然ランナーを追い抜いていく。
ただ寒さで朦朧としてきていつものように周りのランナーを観察したりの余裕は一切ない。
 
 

  26〜30km@24:26  関門まで1分27秒

 
ついにヨッチさんポジティブ劇場が始まる。
「こうなったら完走したいよね!」とまんまと付き合ってくれることになってほっとする。あとたった1時間だから!などとにかく前向きなことしか言わないし褒めてくれるのを耳からの栄養にして頷く。
 
 

  31〜35km@24:48  関門まで1分39秒

 
ヨッチさんの背中が少しづつ離れていく。
20mくらいか。
チラッと振り向きつつも決してペースを落とさない。これ以上離れたら即アウトを意味するのが分かるからここは踏ん張りどころ。
 
ここ数ヶ月左のふくらはぎとハムの張りが取れなくて懸案事項だったけど、ここに来てなんと右脚。
足裏が攣りそうになって着地を意識して必死に堪えた後、右脚全体のチカラが抜けて踏ん張りが効かなくなる。
なんだこれ?抜け抜け病みたいにカクカクする!
 
どうしよう。
ヨッチさんの背中が遠くなる。
でもここまで来たら40kmまでは足を引き摺ってでも辿り着くんだ!!
強い気持ち、それしか今の私にはない。
カクカクを捩じ伏せてるうちに感覚が戻って来た。
 
「◯◯さん!」
折り返し手前のスライドで友達が近寄って手を振ってきた!今年も会えたね照れ
かなりいい位置にいるからPBは間違いないだろう。
 
 

  36〜40km@25:10  関門まで1分29秒

 
もうこの辺りから記憶がほぼない。
かなりのランナーを追い抜いていった気はする。
40km関門を無事超えた!完走はできる。
もうペースを落としても誰も何も言わない。
 
でも。
ヨッチさんは先ほどまでとは違い、後ろを振り向き振り向き少しペースを落として私をなんとか引っ張ってくれる。土手が見えたらもうすぐ、と言われたことは覚えてる。
返事は出来なかった。
 

  41〜ゴール@11:02

 
土手だ!
ここに帰ってきたんだ!右に曲がると同時に身体が勝手に動き出す。現金$!笑
ダッシュだ1秒でも速く!
もうゴールしか見えない。
 
そして競技場に入りトラックが目に入った瞬間。
 
 
「あと2分!」
 
 
 
デジャヴ!!
 
 
あたし、タイムリープしてる?笑
去年と全く同じシチュエーションに目眩がする。
そこからのトラックの長いこと長いこと。
 
まず左手に折り返しで会った友達が見える。
(その後ゴールで待ってたけどこっちは幻?)
 
「◯◯さん!!!」
あぁ、脳梗塞起こしたのに別大走るって言って心配してた還暦ランナーさん。
 
「はちさん!」
ふわふわさん。
 
「はちさん!!」
女性のお声。
 
声はしかと届いて泣けてくる。
でももう死ぬほどキツくてキツくて手を振って応えたいのに何ひとつリアクションが取れないのが悔しい。
 
うわぁぁぁぁぁぁぁ!
 
叫ばないと前に進まない。
セレシュじゃないんだから笑(例えが古い)
 
ヨッチさんがずっと声をかけてくれてる。
でも顔が歪んで全く返事を返せない長い長い長い300m。
 
3.5間に合った!ようやくゴール!
 
最後の最後まで振り絞った3時間29分33秒。
去年の別大をほんの数十秒超えられた。
 


完走、できたんだ笑い泣き