南魚沼グルメマラソンレース篇。

文字通りスタートダッシュ。
1時間30分台の男子達について行くけど4分半切ってる。2キロまでついて行って諦めた後はキロ0440巡行するつもりが全く余裕はなかった。




悲しみのビルドダウン悲しい


朝ごはん食べ過ぎた、、、




宿のご飯がまあボリューム満点で、夜ごはんに続き朝ごはんも食べきれないほど。

あと土曜に買った大福も食べたら腹パンえーん


胃が揺れてかなり苦しくて。

ぷっちゲロして飲み込んで→グッと力を込めると括約筋が緩む、と上から下から地獄のテレコを繰り返す。


スタートからまずは浦佐駅前に向かう。

駅員さんが勢揃いで看板持って応援してくれたおにぎり

(おにぎりの絵が描いてあった)


ほっこり照れ


その後は山々に囲まれた田んぼの間をひたすら走るのですが、実家感ハンパなくて笑

実家の周りの道を走ってる感じでした。


ただスケール感は断然こちらに軍配が上がる。どこまで行っても田んぼ、そしてどこ見ても山が追いかけてくる東京では味わえない景色を堪能。


暑くてしんどいながらもボランティアさんと田んぼのど真ん中で応援してくれる皆さんに感謝しながら走る。


女性ランナーはかなり少ない。途中ピンクウェアの女子と抜きつ抜かれつ、何人かパスして。

ずっとチェンソーマンの被り物にスラックスに長袖シャツのデンジ仮装ランナーさんと並走。

暑そう…ガーン


つーかチェンソーマンがジョーズに見えて仕方ない分かりづらさ。

そういやチェンソーマンの舞台があるらしいがこれ見てる限りビジュアルクオリティに一抹の不安が残るな。





そうこうしてるうちに16キロぐらいから朦朧としてきて走ってるのがやっと、フルの35キロ地点くらいのキツさ。


途中ビックリするほど石がゴロゴロした砂利道が続き、ヴァイパーの厚底に引っかかって前に進まない。

あと気付かないほどの地味〜な登り坂だったよう。


もう早く終わってくれ、と祈る気持ちでいた頃、突如「国際大学」の看板が。


◯◯国際大学、じゃなくて?

と角を曲がったら突如現れたキャンパスびっくり


めちゃくちゃハイテンションの大学生らしき団体の応援が!

しかもほぼ外国人!!

南魚沼に?多国籍軍???


色とりどりの衣装や国旗を纏ったアフリカ系メインの多国籍軍がフォーーーーーーー!!!!!!とすんごい声援を送ってくれて、訳も分からずガッツポーズで返すと更にヒートアップし大盛り上がり!


オリンピックだ。

オリンピック聖火ランナーがやって来た昭和の村にタイムスリップしたんじゃ?

と目をこする笑



HPより



調べると日本初の大学院だけの大学院大学で学生はほぼ留学生、研究所は世界ランキング上位のスーパーグローバル大学、なんだそう。


これ絶対南魚沼がどんなところか知らずに騙されて送り込まれてきたんだろうな、、、笑。

勉強するしかやることないからそりゃ研究にも没頭できそうだ、などと思いながらシャワーも浴びてめちゃくちゃ元気もらった!


15秒ほど海外マラソンを走ってる気分に浸れた。




さあ残り少し、最後くらいは頑張ろうと

気合いを入れ直す。

と、後ろからタッタッタッタッと軽快なピッチ。

チラッと見えたのはあのピンクウェア女子だ!


いいリズムでしっかりしたピッチでビタッと後ろにつかれる。

必死でペースを上げるもすぐ背後で息遣いを感じる。


なんか、、、若いな笑

息遣いが若い笑


抜かれるのが嫌だというより同士的な気持ちで一緒に頑張ろうと煽られるようにペースが上がる。

1kmずっと引っ張る形になったけどここまで。


あかん、もうキープできない泣き笑い

この1kmだけキロ4分半切ってた。

ついて行きたかったがピンクちゃんの背中がどんどん見えなくなる。

いい走りだなー。


最後はヘロヘロでゴールダッシュダッシュダッシュ

友達のおじさん2人が待っててくれた。

スタッフの方から「3位です!」とカードを首にかけてもらう。


ひえ!?

43分台、、、タイムは遅いけど??驚き


すぐ側ではピンクちゃんが男性のグループに迎えられてたので思わず近づいてお疲れ様でした、おかげで最後垂れずに走れましたと声をかけるとわぁラブラブこちらこそ!と駆け寄ってくれて握手。

写真撮りましょう!とお仲間の方のスマホでツーショットを撮るも日の目を見ないまま笑


彼女はどうやら入賞してなかったみたい。

高校生〜49歳の激戦区だったら入賞なんて掠りもしなかったんだな。

激戦区から足を洗っておばさん熟女になってよかったてへぺろ


それにしてもハーフなのに給水エイドが3kmおきに8ヶ所、スポドリもお水も冷たいんですよ!!コースの誘導も曲がり角のたびにボランティアさんがいてランナーに対して手厚過ぎるほどのスタッフ数に驚く。


自治体とJAと八海山がタッグを組んで全面協力してるんだろうな。




スタッフTシャツが可愛かったラブラブ

これなら参加賞でもいいなぁおねがい

そして若くて可愛い子がわんさかいておばちゃん胸キュンラブラブラブラブ


走り終わってようやく食べられると思ったらすぐ表彰式が始まったので慌ててステージに向かい、2時間半かかってゴールした仲間を待って屋台に向かう。


参加賞のどんぶりをもらい。

(ランナーでなくても500円で購入可能)





コシヒカリ食べ放題!!!!

そこら中でマンガ飯並に山盛りにしてるランナーさんが。


ランナーはグルメ村で使える300円分のチケットをもらえます。肉やら椎茸やカレーなど魅力的な屋台。




この椎茸肉厚でめっちゃ美味しかった!

隣で袋詰めを売ってたの、買って帰りたかったな〜




新潟グルメのタレカツ。

福井もソースカツ丼が有名ですが全然違ってこちらも美味しい。

ただコシヒカリにごま塩をかけようとしたらなくなってた!泣き笑い




ビールはモチロン八海山ライディーン。


でもドライバーの男子は飲めないので申し訳なかったショボーン
免許もないから代わってあげられないしね。。



暑かったけど終わってみればピクニック日和で風が心地よく。
食べてると仮装コンテストの表彰式が。ヒデキとスクールメイツの皆さんは2位入賞でパフォーマンスを披露してました。
そして松任谷正隆さんと福田六花さん、浅井えりさんのトークショーの後ライブが始まる。
(浅井さん、トークの直前まですぐ近くで芝生に座ってめちゃくちゃビール飲んでた笑)



みんなステージに上がるのも恒例らしい。

六花さんのオリジナルソング「RUN FOR TOMORROW」を合唱。

それを見届け会場を後に。



たらふく食って飲んで腹がはち切れそうな状態で車へと戻る道すがら、多分全神経が胃に集中してたのかボーッとしてテントの骨組みに思い切り頭をぶつけて悶絶するオチもやもやもやもやもやもや

なんの受け身も取ってなかったので死ぬほど痛かった〜〜家に帰るまでずっと頭痛に悩まされました。


車で10分ほどの銭湯に入り汗を流して東京へ戻ったのが19時過ぎ。事故渋滞に巻き込まれて4時間かかりレンタカーを返して新宿で打ち上げ生ビール



いやー南魚沼グルメマラソン、想像以上に良き大会でした。

運営もおもてなしも天気も良くてとにかく楽しかった!!!

次参戦する時はふりかけとレジャーシートはMUST、あとゴール後のコシヒカリを堪能する為には朝ごはんを食べ過ぎないこと笑


さくらんぼマラソンさくらんぼも出てみたいしこの時期の旅ランはヤメラレナイな。