土曜はペーラン+αで18km、
へ〜キロ6ぐらいで走れるんだーと思ったら100メートルほどでヘロヘロになって止まってた。
カッコつけたな笑
ま、こっちはラジオ聴いてるからほとんど喋らずにスルー笑
1時間走って何だか疲れてホットココアをドーピングし、あと何とか残り1時間半。
終わってヘロヘロでした…
前途多難だけど積み上げてくしかない。
午後はニューオータニへお出かけ。
電車で気絶して乗り過ごし焦る
友達の彼氏が画廊なんですが、
(で、あだ名は"画廊"笑) 展示会やるから賑やかしにおいでよと言われて、全然知らない価値が分からない門外漢に理解出来ない絵ばっかだとどーしよう笑、と心配しつつみんなで物見遊山で行ったんですよ。
ニューオータニのスイートに案内されると。
まず1枚目
「藤田嗣治の習作です」
ほへ????
あの藤田嗣治??
「こちらはモジリアーニで
その隣がユトリロで
シャガール
ルノワール
マリー・ローランサン」
ちょ、ちょっと待ったーーー!!笑
ナニコレ、どこの美術館
「こっちは僕専門外であまり詳しく説明出来ないけど」
って草間彌生。
「僕が扱った10数年前はこれ9万円だったんですが、今は◯◯◯万円になってます。」
ひょえーー!!!
「このユトリロは売れちゃったんですが再来年美術館に貸し出す予定になってて…」
待って、売れた、ってことは個人のコレクターさんですよね?美術館に貸し出すのってチャリンチャリンお金が入るシステムなんですか?
(下世話の極み)
「実は無料なんですよ、ただ先日お客さんが普段自宅のリビングに飾ってある絵を貸し出した美術館に見に行ったら、自分の絵の前に黒山の人だかり、それを腕組んで遠目から見てた、って…」
「下々の者が寄ってたかって拝んでるコレ俺ん家のリビングで毎日眺めてんだけどもな!…」
金を持て余した神々の遊び!!!
まさに神の目線!!!
先日娘の美術のテスト勉強で親子で必死に覚えた西洋美術史。
印象派からキュビズムから戦後派がうんたらかんたら記号の羅列でテスト後ぜーんぶ忘れちゃったけど、そこで教科書に出てくるほぼほぼこのスイートの一室に集まってて目が点。。。
「モジリアーニは先日もう少しこれより号数が大きいものが170億円で取引されてましたね」
シロメ・・・
しかしユトリロの数奇な人生やらピカソの9歳の頃の落書きをお母さんが全部残してて今は美術館に所蔵されてる、とか説明を聞いてると、ただの記号がストーリーとして鮮明に頭に浮かんできますね。
めっちゃくちゃ面白かった!
なんとも豊かな時間を過ごせました。
頭の栄養を入れた後はお腹の栄養を…笑
ってことでパティスリーSATSUKIでお茶タイム。
スーパーショートケーキあまおう
いや〜これ晩ごはんでしょ笑
モンブラン、栗がミチミチ過ぎて腹いっぱい・・・
ゴチになりました!
しかし歴史に名を残すような画家は軒並みとんでもない家庭環境だったり心の病だったり身体の病だったり、それを絵を描くことでかろうじて生きてきた、ということを改めて聞くことで名画もより身近に感じるというか。
学生の頃あれだけヨーロッパを巡ったのに、興味ないからと美術館をスルーしてきた自分を呪いたい笑
オトナになってからこそ分かるものって沢山ある。こりゃ死んでらんねーや笑