将来ある若者が、謎の死を遂げた
湯口事件。
1973年3月22日。当時のプロ野球
読売巨人軍のドラフト1位ルーキー
湯口敏彦さんが、新宿の病弱で死亡した。
死因は心臓麻痺と発表されたが
警察は医療ミスを疑い
解剖を要請。
しかし家族の反対で解剖はされず
結局、本当の死因はわからなかった。
当時の巨人はV9達成の直前。
結果が出ていなかった湯口さんは
球団上層部から批判され
激しいハラスメントを受けて
精神を病んでいた。
自殺の可能性も考えられた。
川上哲治だかなんだか知らないが
当時の監督が湯口さんの死について
「巨人軍が一番損をしとる。
長い時間と金をかけて大事に育ててきたのに。まあ、女を車に乗せた上での事故であったりしなかったのが幸いかな笑」などと
衝撃のコメントをのこしている。
笑いながら言える神経が理解できない。
日本人には、やはり
人として一番重要なものが欠落している。