真田広之主演の大河、「太平記」。大河ドラマ史上、五本の指に入る名作。

その中でも、とくに、「鎌倉炎上」は、神回として有名。

1333年元弘元年5月。
上野生品神社で挙兵した

新田義貞は、上野の国府にいた北条氏の代官長崎孫太郎を一撃で葬り、鎌倉目指して進撃を開始。



鎌倉幕府執権北条氏の悪政に憤激していた関東の豪族たちは


続々と義貞のもとに馳せ参じ、新田軍はあっという間に10万を超える大軍に膨れ上がる。鎌倉から逃れてきた足利高氏の嫡子千寿王も傘下に加えた新田軍は、小手指、分倍河原、入間川の戦いで鎌倉幕府軍を撃破し、鎌倉に迫る。



鎌倉幕府軍も必死に抵抗するが

新田軍は、稲村ヶ崎の磯伝いに鎌倉に侵入。2日二晩に渡る激戦の末鎌倉幕府軍を壊滅させる。


鎌倉幕府執権北条高時は一族三百人とともに自害。鎌倉幕府は滅亡する。


腐りきった政府を倒すために
心ある者が立ち上がる。

そういう自浄能力が日本人から無くなったのはいつからだろうな。