★★ かんたんゆめにっき ★★

 

 

 

 見知らぬ父親に教会のような建物をまかされた。

 

 

 ちなみにリアルの父親じゃない。

 初めて足を踏み入れたときは、内装がひどくボロついていたが、いつの間にか綺麗になっていた。

 

 赤い鬼(鬼? 着物?)がいたような気もするが、気づいたらいなかった。

 教会を整備してしばらくたつと、どこかのガキが「ここは僕が管理する」とか宣ってやってきたから脅して追い返した。

 

 なんて言って脅したかは覚えてない。

 けっこうひどいこと言った気がする…。

 

 またしばらくしたらお嬢様のような女の子が、黒い車で護衛を引き連れてやってきた。

 私は彼女に歓迎の紅茶を淹れた。

 前に会ったことがあるのか、かなりきさくな印象を受けた。