ことし初めての宮崎行。鹿児島中央駅11時47分発の特急「きりしま10号」に、乗車する。
 特急「きりしま」の車輌は、昨年まで鹿児島本線に、リレーつばめ、或いは有明として運行されていた車輌で、九州新幹線の全線開通後に、日豊本線のきりしまなどに、お下がり投入されたものだ。

ukiyoemonさんのブログ-120326_113722.jpg
(客室入口ドアに表示された787系の文字)

 きりしまに乗車してみると、車輌内外に「つばめマーク」や「特急ありあけ」の表示が、そのまま残っていて、一方で鹿児島本線時代に無かった「787系」の表示が、何箇所もなされている。
ukiyoemonさんのブログ-120326_173100.jpg
(特急きりしまの車体側面に表示された特急ありあけの文字)

 しかし、それより何より問題なのは、車体カラーが暗いグレイのままだということ。お下がり投入するには、それなりの神経を使ってもらいたいというのが、利用者のささやかな願いなのだ。
ukiyoemonさんのブログ-120326_113630.jpg
(特急きりしまの座席横に表示された、ありあけの文字)