もう先月になりましたが、
1月の「未来会」で、
歴史を感じさせるご講演を聴きました。
東郷平八郎氏と言えば、
日清日露の戦争で日本を勝利に導き、
日本の国際的地位を
「五大国」の一員とするまでに引き上げ、
イギリスのジャーナリストたちから
「東洋のネルソン」と称えられた人物。
今回は、その曾孫にあたられる
東郷宏重さんにお越しいただきました。
歴史の教科書でお目にかかるような人物の
子孫の方にお会いするというのは…
なんだか不思議な感覚
そんなスゴイ人物が御先祖様にいらっしゃるなんて、
どんなお気持ちなのでしょう
東郷さんは、防衛省海上自衛隊 阪神基地隊
就職支援室室長で二等海佐。
偉い方なのです。でも、気さくな方で、
司会者の役得で、一緒にお写真も撮っていただきました
ご講演のなかでは、平八郎氏の普段の姿なども
ご紹介いただきました。身内ならでは、ですね。
話題の「戦艦ヤマト」のモデルになったともいわれる
初代の「軍艦大和」が神戸で作られたことも、
初めて知りました
平八郎氏の語録の中で印象に残ったのは、
「必ずしも順調に行っていないときにも
努力を怠らない」
うまくいくと、進んでやりたくなりますが、
うまくいかないと、もういいか…と後ろ向きに
なりがちです
そんな時でもあきらめずに立ち向かえば、
道は開けるということでしょうか
何かを成し遂げるには
「うまくいくまでやめない」
という強い意志が必要なのですね。
東郷さんは、実は1月末に異動となり、
現在は市ヶ谷におられます。
神戸にいらっしゃるうちに
お越しいただいて良かったです~
本当に、ありがとうございました
次回の「未来会」は笑顔の達人近藤友二先生の登場
これもまた楽しみです