こちらのブログの続きです


再婚を決めたとき
わたしは44歳
彼31歳

13歳差の彼氏なんてそうたいしたことないと
お感じの方もいらっしゃるかと思います

世の中にはもっと
年の差の大きい【姉さん女房】の方が
幸せに暮らしてらっしゃるかもしれません

でも
31歳の彼
44のわたしにとっては
ついこないだまで20代だった男の子

これから未来があります

若い子と結婚すれば
これから自分の子も望める

1から子育てするなら
その間に社歴も詰めて
子どもが大学生になる頃には
給料も増え安定しているはず。

でもわたしと結婚したら
今はどんなに若作りしていても
彼の子どもはもう望めない

どんなに若作りしていても
すぐにおばあさんになる

わたしと結婚すれば
籍を入れたその日から
思春期の三人の子どもたちの父親になる

自分の血がはいってないこどもたちに
これからどんどんお金がかかり
いきなり
給料のすべてを家庭に注いで
それでも足りず
旅行にだって行けないにちがいない


わたしが彼の母親だったら?
そんなの絶対に
許せるわけありません

頭では
受け入れてあげたいとは思っても
やっぱり息子のことを思えば

完璧な女性でなくていい
至って普通の

まだ子どもを産める女性と一緒になってほしい

いきなり
思春期三人を抱えるなんて
苦労するに決まっている



それは
自分に息子がいるから
余計にそう思うし

だからこそ
同棲をしていたときも
早く家に帰るように諭していた

でも
結婚を決めてからは
彼のご両親に
わたしの本心を包み隠さず語り
本当は許してもらえる縁ではないこと
申し訳なくおもっていること

彼を素晴らしい人間だとおもっていること

すべてを伝えました



結果的に
彼のご両親が
素晴らしい方々だったから
わたしは救われました



けど 
思いもよらないことが1つ。

まさかの
わたしの両親の反対にあっています


なぜ?
という気持ちで頭がいっぱいです

妹とは連絡をとっているので
妹から話を又聞きしたところによると、
怒っているのは彼に対してではなく

わたしに対してだとか。

許せないんじゃなく
わたしの行動が
両親からみて
だめなんだと。

わたしには娘もいます。
わたしの娘が
もし
同じような境遇で
同じようなことを言ってきたら 

【相手はそんなに若くてこっちはコブ付き、お相手は大丈夫なのか】
話を聞いて
【おめでとう】

と言ってあげたい。

でもうちの両親は
数年経つ今も
【おめでとう】を言ってこない

考えてみたら
離婚したときも
The昭和の
神田川の考えの両親には
納得してもらえるとはおもえず

すべてひとりで準備して
新生活がととのってから
事後報告をした

そのときは
何故かにこやかにむかえてくれたのだ

そして
「お姉ちゃん彼氏作りなよ」 
という妹にたいして
「いらないよ。結婚なんてもうしないよ」
と言ったわたしに
「そうね、タマはもう結婚しなくていいわね。」

と母は言ったのだった。

そういえば父は
離婚したことを打ち明けたとき
「うちに跡取りができた」
そういったんだっけ。


うちの両親は
息子二人を連れて帰ってきたことによって
娘が跡取りを連れて帰ってきた
そう喜んでいたようにすら
感じた。

わたしが再婚するのが
気に食わないのだ

こんな家庭もあることを
綴っておく。


そして親戚だが
どちらの親戚にも
会ってはいない。

彼の親戚には
機会があれば
ご挨拶をきちんとする気持ちでいるが

わたしの親戚
(伯母など)とは
今後連絡をしないつもりだ

それは
離婚したときに
母が
年賀状を今年から出さないでほしい
と言ったからだ


両親親戚の話からは
離れてしまうが
友達も
わたしのほうから
幸せそうな家庭の友達とは
疎遠にした。

なんか話も合わなくなるし
生活のペースもリズムも
水準もすべてが変わってしまうし

気を使わせるのがいやだからだ。


だから母が
年賀状を今年から出さないように
と言ったとき

すべてを察した気がした


離婚なんて恥だから
わたしの家族に知られたくないの
そんな母の胸の内を聞いた気がした


相手のご両親とは
今も
良くしていただいていて

時々こどもたちにお菓子が山ほど
ダンボールで届く

でもわたしの家系の方とは
(妹家族以外)
疎遠だ


離婚というのは
人付き合いを変えるもの
そのとき
ひとりでやっていく覚悟を決めていたから

再婚でも
うちの両親に認められなくても
平気だった

うちは相手のご両親に
わかってもらえてよかったのだと思う

うちの両親は
わたしと血が繋がってるのだから
いつか和解できるだろうと
焦っていない