予言的な効果という言葉を知っていますか?

 

私はこれを聴いたとき、なんとなくゲームの技の名前かと思いました。

 

必殺!!予言的な効果!!

みたいなね(笑)

 

 

予言的な効果というのは簡単に言うと、

思ったことが本当にその通りになってしまう。ということです。

 

ネガティブなことを考えるとネガティブな結果が起きるし、

逆に、ポジティブなことを考えるとポジティブな結果になる。ということです。

 

カナダにあるウォータールー大学のダヌ・スティンソン博士は

「自分は他の人から受け入れられると思う」という自信のある人37名

「自分は敬遠されがちだと思う」と考えがちな34名を集めました。

 

実際に5人でグループを作らせて架空の市場調査を話し合いさせました。

 

話し合いの場面を動画で撮り、別の判定員が、メンバーごとに他のメンバーがどれくらい受け入れられているか得点を付けました。

 

すると、自分が受け入れられると考えていた人ほど、実際の話し合いでも他のメンバーから受け入れられていました。

 

逆に敬遠されるはずと考えていた人ほど本当に敬遠されるという結果が出ました。

 

この予言が当たるメカニズムは

「自分は受け入れられる」と思っている人は人と接するときに、にこやかに温かく話しかけ、

「敬遠される」と思っている人は、どうせ嫌われるのだろうな。と思うので冷たい接し方をしてしまうそうです。

 

だから、本当に嫌われてしまうそうです。

 

なんの根拠がなくても「自分は好かれる」と思いこんだ方が、

好かれるような態度をとることができて現実にも好かれることが多くなります。

 

 

そういえば、私の大学時代からの友人で「私、かわいいからモテる照れ」という自信たっぷりな子がいますが、

本当にかわいいかは、さておき確かにモテています。

 

「私はかわいいドキドキモテるドキドキ」という思いがモテる振る舞いを作ってるのかもしれないな。

と思いました。

 

 

参考文献