肉体労働という言葉はよく聴いたことがあると思いますが、

感情労働という言葉は聴いたことはありますか?

 

感情労働とは

サービスする相手に笑顔で接し、感謝の気持ちを伝えることを仕事上で管理されている労働のことを言います。

 

接客業などのサービス業のほか看護師や教師など、人にやさしく接することが求められる仕事に多くも入ります。

 

感情労働では、たとえ体調が悪くても、悲しいことがあっても笑顔で接することが要求されます。

 

笑顔は本来、人為的に作るものではないので、中には強制的に笑顔になっていまう方もいるそうです。

 

そして本来持っている感情を失い、燃え尽き症候群になりやすくなるそうです。

 

燃え尽き症候群には3つの症状があり、

①情緒的消耗感

②脱人格化

③個人的達成感の低下

が見られるそうです。

 

おそらくサービス業の方は情緒的消耗感により心が疲れやすくなりやすいのではないかと感じます。

 

 

私も以前、営業や販売員などをしていた時には、もともとそんなに話すのが得意な方ではないので、ストレスがとても溜まりました。

 

そんな私が接客につくときには売れてる先輩のマネをしていました。

 

口調から、仕草から立ち位置から声の強弱まで完全にコピーしていました。

 

すると、おのずと自分と仕事をしている自分を切り離すことができるので、あまりストレスがたまらなくなったし、売れるようになりました。

 

接客業で大切なのは自分を疎かにしないことだと思います。

 

どうしても接客しているうちに自分へのケアを忘れてしまいがちになります。

 

自分の心にも余裕がないと、意外と他者への気配りもできなくなるので、自分を大切にすることが大切だと感じます。

 

仕事中が難しければ、自宅に帰って思う存分リラックスをすることをしてください。

 

また、仕事のことを家に引きづるという方は、家に帰る前に喫茶店やコーヒー屋さんにより、気持ちを落ち着かせてからお家に帰るのもおすすめです。

 

参考文献