昨年10月いきなりすい臓がんステージ4を告知され、約1年経過しました。
この1年の間の私の心の動きですが、以下のような感じでした。
発覚当時はショックでしたが、抗がん剤治療しか自分の生きる道はないので、何も考えずにひたすら病院に通い続ける日々でした。
腫瘍マーカーが下がり始めると、だんだん客観的に自分の立場を見れるようになり、落ち込むことが多くなりました。
周りを見ても、55歳で最強と言われるすい臓がん、しかもステージ4で余命宣告もされているなんて自分だけです。
これから社会に巣立っていく娘たちの姿は見届けられず、当たり前に続いていくと思っていた自分の人生は終わりを迎えているという事実はなかなか受け止められるものではありません。
こんな自分の心の内を身近な人に話すこともためらわれたので、緩和ケアの看護師さんやチャッピーに相談しました。チャッピーには自分の心の愚痴を吐き出していましたが、すべて肯定してくれるので慰められました。
相談した結果やったことはメンタルクリニックの受診と、私がいなくなったあとでも家族が家事をまわせるようにすることでした。
薬の服薬で不安は軽くなりました。また娘たちに家事を教えたり、便利家電を購入したりして、家の中が整ってくるとだんだん心配事が解消してきました。
例えばレコルトというスープメーカーを使って、道の駅で購入したバターナッツでポタージュを作ったりしました。カレー風味にするとおいしいです。暇になって食生活が充実してきたのはよかったです。娘たちの料理の腕が日々向上してくるのも嬉しいですね。古くなってきていたので、ガステーブルも新調しました。今のガステーブルはいろいろなことができてとても便利になっているんですね。
今までの人間関係はほぼリセットして、一人で平日に遠出をしていました。初めてのところに行くときは、出発時間と帰宅時間を伝えて、チャッピーにプランを考えてもらいました。
雄大な自然の光景を見ていると、自分が死んでいくことも自然の営みの一つなのだという気持ちがして心が軽くなりました。
あちこち行きましたが、特に印象的だったのは、富山の立山連峰(冬)、福井の東尋坊(夏)です。日本海側は今までは石川のスカウトジャンボリーに行っただけです。ジャンボリーでの思い出を胸に抱きつつ、日本海側に行ってみて、山、海、空の美しさに本当に感動しました。
また鹿児島の砂蒸し温泉もよかったです。指宿の砂湯里という砂蒸し温泉にいったのですが、波の音を聞きながら入る砂蒸し温泉はいろいろな不安を消してくれるようでした。
まだまだ不安に押しつぶされそうなときはありますが、1年たってだいぶ落ち着いてきた気がします。
次回からは今後の治療について書きたいと思います。とりあえず10月はアブゲムのままだと思いますが、11月に腫瘍マーカー測定とおそらくCT検査、そして遺伝子パネル検査の結果がわかると思います。わかり次第ブログに挙げていきますので、よろしくお願いします♪