10年余りの皮膚科看護師をしていて
乳児から高齢者までの様々な皮膚の観察の結果
人体造形変化による血流障害ポイントに
シミや湿疹や何度も繰り返す
重症ニキビなどの皮膚トラブルが生じる
ちりめんジワも含めてシワとたるみは
捻れによって生じている
この仮説のもとに79歳の母で実験してみた
子どもの時から素朴な疑問だった
肘の上のたるみとシワ
手首や腕の捻れを修復したら
シワとたるみが減少し肌理が整いはじめた
腕と指先までの方向軸が随分修復されている
手の若返りには手首や腕だけでなく
肩甲骨と鎖骨周辺をふくめて修復する必要がある
顔の造形変化は下顎の位置によって起こる
この下顎は外れやすい顎関節で
ぶら下がっているだけである
したがって手首が捻れ巻き肩の状態は
下顎を強靭な体幹の筋肉によって牽引され続ける
この力に対抗しないと顎関節が外れるので
側頭部の筋肉が緊張し肥大していく
それによって額が丸みを失い四角くなっていく
頭部の肥大に呼応して顔も四角く肥大していくのである
手首や腕の捻れを修復すると
下顎の牽引力が緩むので
本来の位置に修復されていくのである
人体造形変化は耳に表れる
耳の上部のつけ根と耳朶のつけ根の傾斜と
下顎の位置変化は相関関係がある
この図は人体造形修復においても
とても参考になる