セカンドハウスで、
土入れとハウスの設置の打ち合わせ。
しばらくすると、お隣さんが来た。
「ちょっと姿見えたから」
「なにすんの?」
ハウスを建てる、キツネもカラス対策もする、私が毎日のようにくるからもう前のようにはならない、ご迷惑かけて申し訳ない
と謝罪するも
「迷惑かけないでくれ」
などなど、様子見にしたというより、初めからクレーム言うつもりだったようで、クレームが止まらない。
「ご近所に謝りに行ったほうがいい」
「迷惑だほんとに」
「そこのブロック避けてくれ、キツネがのぼってる」
「雑草もひどい、飛んでくる」
などなど。
さすがに、敷地内のアレコレを言われるのは、どうか。
雑草なら、住む前の方が酷かった。
もう、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態の物言いに、ちょっとだけかおにでてしまったかも。
「お宅の敷地だから何やっても構わないんだけど、周りに迷惑かけないでくれないか。」
業者さん待たせてるの申し訳なく思いながら、
謝罪と今後の対策を繰り返し伝えるのを繰り返しても、堂々巡り。
お隣さんは、議員さん。
町と道の役所の人を連れてくるとか
あそこの人も言ってる、そこも、あっちもいってる……
圧をいれながら、ここぞとばかりに苦情をいいつらねる。
そういや……
実家のお隣さんも議員さんだったね。
「あなた、日中いないからわからないでしょう。迷惑かけてること」
「これからは毎日のようにきてみますので…申し訳ありません」
「ほんとだわ、迷惑だわ」
このやりとりが何度も何度もくりかえされて、
手が震えて、
腹の奥がキューーーっとなり、
心拍数があがってく。
人に批判や攻撃されたり、
迷惑だと思われたりすると起きる。
相手の言いたい気持ちもよく分かる。
田舎の町の新参者が、狐に餌やりし、カラスもそれによってきて糞害を引き起こした。
子供達も怖がらせ、お店の人には衛生面で心配をかけている。
鳴き声で夜も眠れず、これまでの安寧な生活を壊した。
本人に言っても埒があかない。
だから家族にいう、
まぁそうなるよね。
ふとさ、
非行少年とか、問題起こし続ける家庭の親って、こんな気持ちになるのかな…と思った。
例えば自分の子供が、いじめっ子、加害者だったら……
私自身はいじめられる側だったけど、自分の子供がそんなことしたら、信じられなくなるし嫌いにもなりそう、そして、親だから…と周りに謝罪し、いじめられた子供の気持ちを思って苦しくなる…
なせ……うちの子が……
みたいなね。
私も程度は違えど、そんな感情になってる。
母と叔母を、大きな娘のような…
私が保護者なのか、と。
きっとまわりは
いなくなってくれ、と思ってるんだろうな。
迷惑だと。
その相手の気持ち…ご近所さんたちからの悪感情がヒシヒシと伝わってきて、
……つらい。
除雪の人も来てくれなくなるかも?
あの人もこの人も、家を指差し迷惑だと思ってるのかな……
私自身は周りに迷惑かけないよう、
常識的になるよう努力してきたのに
母と叔母まで私の責任なの?
これ以上まだ私が?
これからハウス建て、毎日のように行くのに
その場所のご近所さんに
嫌われ、迷惑がられてるなんて…
この気の重さ………
お隣さんが、言い足りない様子だったものの、しばらくしていなくなった。
その後待たせていた業者さんと会話再開したけど、上の空。
何話したっけ……
その後、暫く畑で1時間くらい、ウロウロしながら気持ちを落ち着けた。
母と叔母と顔合わせると、苛立ちをぶつけそうだから、今日は会わずに帰った。
私が見つけたこの家にきて
年老いてまわりに迷惑がられてるなんて
切なくて、つらい。
なぜ、やめてと、迷惑かけてると言ってもやめてくれなかったのか…
常識的な親なら……
こんなことなら、実家そのままで良かったんじゃないか。
私の判断のせいか…
私が、普通の家族になりたいと願ったから。
私のせいか……
気を取り直す
つい最近読んだ「賢者の書」に、
少し救われたかな。
なんでも行動を起こすとその影響がある。
良いことも悪いことも、それはその人の人生のパズルを完成させるために必要だから起こる
これも、必要なことなのかね。
ちと、沈んでしまったんだけど、
少し気を取り直す。
私、これから毎日のように行く。
迷惑かけてる家、その家の人…
というマイナス印象からのスタート。
ご近所さんたちと仲良くしたかったな。
応援されて始めたかった。
今は正直、お隣さんとかを避けたい気持ちになってる。
でも、これは、考え方変えないとね。
嫌われて迷惑がられようと
私ができることは、
これからの私の行動で迷惑をかけないこと。
やりたいことはやる。
畑で過ごしながら、
あの家の周囲をきれいに整え、
花で彩り、
周りに迷惑かけないようにすごす。
行動で示すしかない。
足腰弱った母と叔母に、
きれいに保ったり、周囲と円滑なコミュニケーションは難しいのかもしれないけど
たまたま?というか、これも流れなのか、私が苗をやると決めたことで毎日のように行くことになる。
まだ、出来ることはある。
ご近所さんたちのために生きる、というわけじゃなくて、共生しているのだから、うまくやりたい、それだけだけど、これもほんとに積み重ねで見せるしかないよね。
迷惑かけないよう整えて、綺麗にしてみよう。
そうしたら、私も毎日そこに行くのが楽しくなると思う。
何もクレームも言われず堂々と過ごせるよね。
それに……今回のようなことは……
(スピ的な話だけども)
私自身が、母と叔母のことを認めて受けいれてない、心の中で迷惑だと思ってるから、それが形変えて私に帰ってきたのか?と考えたりもした。
母も、私が接し方を変えたら、餌やりやめてくれたじゃないか。
そう考えたらさ。
過去のことも今のことも私の言動が引き起こしたことになるからさ。
あー自業自得か、と。
私が母と叔母への接し方をもっと早くから認め、褒め、受け入れて、変えていれば、違ったかもしれない。
自分でなくても、人に迷惑をかけることがある。
責任の線引き、心の持ち方…
学ぶ機会だと思いましょう。
そう思わないとしんどい。
反省してないわけじゃないの。
でも、沈み込んでるだけじゃ、何も解決しないでしょう。
ご近所さんたち、ごめんなさい。
これから頑張ります。
