前置き
また、オマエナニサマ、な事を書くけど個人の感想なのでゆるーーくみてください。
楽団の前座の方に対しては、多分私、かなりハードル上げて観ていたと思う。
中国本場の楽団レベルを求めてる感じ。
それと同じ二胡弾くモノとして、ガッツリ観させてもらう!の意識だったのもだめね💦
久々の自分以外の二胡なもんだから、前のめって見てしまって。だから「上手い!素晴らしい!最高!」って無条件に褒め称える感想にはならなかった点、申し訳ない……
ただ一般的に見たら十分なレベルで、皆さん音合わせの練習も努力されてる様子が伺えたし、整った演奏だった。
楽団の前座
聞いていたとおり、13:10から三つの楽団の前座演奏があった。
それぞれ一曲づつ。
初めは、笛子、楊琴と古筝と二胡の「太太楽団」。
やっぱり合うね、この4つの楽器は。
すごく中国の世界観出るし、好きな楽器仲間合わせ💕笛子が素敵だったなぁ。
全体的にハイレベル、良い演奏でした。
続いては、明るい衣装が印象的な「彩霞二胡アンサンブル」二胡オンリーの合奏。音程安定していた。
北海道ではまだ楽団はないんじゃないかな?
客席で周囲の会話を聞けば、やはり皆二胡習ってる人達。大いに刺激を受けて居る様子だった。
太鼓🪘と共に入場した「東京弓弦楽団」。こちらも二胡オンリー。
太鼓を二胡に持ち替えた方、高胡かな。伸びやかな音で上手かった。この楽団のオンラインライブを以前観たけど、全体バランスが良いよね。
それから、思ったけれど、この「前座」という形なら、楽団演奏も聴けるなと思った。
これまで、コンサートでは、最後に生徒さんたちがワラワラ出てきて、みんなで楽しく演奏しましょう!的なノリが多くて、ごめんなさい。正直言って嫌だった。
私は楽団を見に来たわけではなく、ソロコンサートを聴きにきたんだよ!なんでこの、教室発表会の集大成みたいなのを強制的に見させられてるんだ!と、ね。
でも、前座なら、見るか見ないか選べる。
それに一曲づつでサラッと引いて、本役に場を譲るし、開演前に持て余す時間で観られるのは、とても良いと思った。
ただこれが定例化すると、開演時間前でも入場がしづらくなったり、静かにしなきゃいけない、という新しいマナー、ルールが生まれるね。
どっちが良いかと言えば、私個人的には前座がいいと思うけども。
観察
私自身がビブラートや弓を使う右手が課題で気にしてるから、皆さんのもガン見させてもらった。
ビブラート出来てる……かなぁ?と言う方は数名。
弓捌きというと……
日本人の特性?なんだろうか。
大きく動かすのは恥ずかしいとでも言うかのような大人しい弓捌き。
ただ、楽団して場数こなしてる中。勉強しあっているのか……弓がガクガクとか波打ってるとか、って人はいない。どの楽団も綺麗な音だったので、弓使いの丁寧さが音にも現れていた。
プロは、1弓で複数音を弾く時、1音づつスピード変えていて、一瞬止まったように見えることがある。
そういう弓使いの人はいなかった気がする。(前の人で隠れて見えなかった人もいるのだけど)
これは今回の楽団の人たちだから、ではなくて、たくさん発表会みてきてもそう感じる。
できてる人が少ない=難しい ということかと再確認した。
開始
司会の方は、札幌にいる田宇先生の生徒さん。
何度か司会しているのを見聞きしているけど、アイスブレイクがとっても上手。
会場から笑いを取れるのって凄いなぁと。
曲の紹介は仕方ないかもだけど、それ以外は台本書いてあるの読むより、ご本人の言葉の方がいいな、と。
準備や事務局など、大変だったんじゃないかな。お疲れ様です。
けど、札幌二胡コンサートといえばこの方の司会!で定着してるね。
一部
シルクロード(二胡×楊琴)
陽関三畳(二胡)
ニューシネマパラダイス/愛のテーマ(楊琴)
豫北叙事曲
陽関三畳。
三畳ってそう言う意味だったんだ。
陽関に赴く友、そこを超えたらもう今生で会うことも無い、その別れを前に酒を酌み交わし語る曲
と思ってたのだけど。
三畳は「繰り返し別れを惜しむこと」「一度目で別れ、まだもう一度送り、三度目で本当に別れ」
ということだそうだ。
あぁ、そうなんだ。
じゃぁこの曲の赤丸部分。3回繰り返し音の並びがでてくるのは、三畳を表してる?のかな。
生音……
豫北は、目を閉じて聴いてた。
伴奏ピアノじゃなくても、コレはコレでいいね。
二部
後半は、李彩霞先生の牧羊女からスタート。
金沢で二胡をおしえてるのだそう。
李先生の演奏は、田宇先生とは対照的に力強さを感じるもの。来日25年だそう。長く日本に留まり、二胡をおしえているのだとか。
田先生が、李先生の紹介の時に、さりげなくチャンネルの紹介してた(笑)
お二人で弾いた「良宵」。この編曲は最近よく聴くけど、やはり上手い人が弾く時こうなのね!と思える良い二胡だった。ハモリもあるし、初めの方はピッタリあってて合奏じゃないかのよう。
良宵自体が掴みどころが難しい曲だから、音程安定してない人同士がこの合奏しても、ガチャガチャになるだけなのよね。。。
楊琴のソロ。この曲何処かで聴いたことある……はて、思い出せない……
にしても。楊琴の2本しかないところから出る音の多様さ、凄いよね。
明るい音色に、爽やかな音色、物悲しく憂いのある音色。
右手と左手、リズムが全然違うの、何気なく弾いてるけどあれ、難しいんじゃないのか。
それに、弦沢山あって、目チカチカしないのかな?よく音外さないなあと思う。
楊琴は西から入ってきたのは初めてきいた。勉強になった。
ラスト、チャルダッシュ。
チャルダッシュの曲の持つ色気はそんなに出てないものの(多分これは、田先生のビジュアル的にも性格的にも出ないかもしれない)、安心して聴いていられる。
いつも二胡でのチャルダッシュ聴くとハーモニクスの部分にハラハラするけど、田宇先生のは最後まで安心して聴けた。


