義父の退院&日常生活の介助に伴い
義実家、自宅、実家、母の面会、講座受講…と
行ったり来たりの密なスケジュール組んでたら
義実家のご近所さんにご不幸があったりして
(田舎なので付き合いがちょっと面倒くさい)
突発的な予定変更を余儀なくされ
ジタバタ、ドタバタしております。
最近はほとんど観劇予定を入れていないので
なんとか対応できてるけど
疲れたよ、パトラッシュ……
と呟いてしまった昨夜なのでした。
とりあえず
先週末の予定だけは遂行できて良かった。
劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』の翌日に
地元で↓こんなのあったので行ってきた。
『グレイテストミュージカルコンサート2024』
@岡山シンフォニーホール
(2024.9.7(土)14:00)S席1R階15列(一般発売)
【上演時間】約2時間25分(60/休20/65)
【料金】S席:4,800円/自由席:一般3,500円、
高校生以下2,500円
【出演】
スペシャルゲスト:岡幸二郎
大谷健、川崎素子、清水ゆき、四宮貴久、ほか
岡山楷の木少年少女合唱団
倉敷少年少女合唱団ジュニアクラス
DanceStudio Line
ピアノ:片岡沙央里、間野亮子
指揮:片岡翼
昨年も地元で開催されたが、その時は行けず。
てか、行かず。(なんかショボい感があり←失礼)
大好評だったらしく今年も開催決定、
会場も昨年の市民文化ホール(約800席)からシンフォニーホール(約2000席)にグレードアップ。
(市民文化ホールが閉館したのが一番大きな理由かと思うが)
このホールなら行きたいな、やっぱ出演者(幸二郎さん)に合うハコじゃないとね。
…などとナマイキなことを思いつつ。
スペシャルゲストである幸二郎さん以外は、
主に地元で活動している役者さんや歌い手さんと、地元の合唱団やダンスグループが出演。
演奏は、第一部はピアノ1台のみ。第二部はピアノ2台とドラムス。
反響板が入っているホールなので、マイクに乗った歌声が響き過ぎる感じではあったけど、
演奏がシンプルなおかげか、やかましく聴こえることはなかった。
舞台上は合唱団の ひな壇があるだけで特にセットもなくシンプル。
チープ、と言ってしまえばそれまでだけど
セットリストもツボを押さえてるし、皆さんお上手。
岡山出身で地元で活動されている方々、、、地元のミュージカル俳優の清水ゆきさん、“元・劇団四季”という大谷健さん、ソプラノ歌手の川崎泰子さん、
プロデュース&出演の四宮貴久さん(渡辺謙主演『王様と私』に出演されていたらしい←2019年の来日公演を観たが自ブログにアンサンブルを記録してなくてわからず💧)など
皆さん、歌もダンスも素晴らしい。
そして何よりも、
舞台上からの「楽しい」という気持ちが伝わってきて、予想外に素敵なコンサートだった。
これで4,800円は安いわ。
第一部は、『ウエスト・サイド・ストーリー』『クレイジー・フォー・ユー』『アスペクツ・オブ・ラブ』『サウンド・オブ・ミュージック』
『ミス・サイゴン』『オペラ座の怪人』『アナスタシア』『ノートルダムの鐘』『ジーザス・クライスト=スーパースター』などなど
ミュージカルファンなら普通に喜ぶし、ミュージカル知らなくても聞いたことありそうな曲ばかり。
ワタシ的には、幸二郎さんの「ブイドイ」だなー。
脳内に『ミス・サイゴン』の舞台がよみがえって、背景に子供たちの映像が見えるようだった。
サイゴンの作品自体は苦手だけど、曲はホント良き。
それと、「サウンド・オブ・ミュージック」歌ってた おじいちゃんみたいな方がメッチャ歌ウマ!と思ったら
岡山県瀬戸内市の現役の市長(武久顕也氏)でいらっしゃるとのことでww、驚きました。
第ニ部は、『レ・ミゼラブル』を超レアな岡幸二郎ジャン・バルジャンで。
もちろんセリフなどは無いので、歌のみ堪能。
お衣装は皆さん自前だそうですが、雰囲気出してらっしゃいました。
メインキャストも出番でなくとも袖に引っ込むことなく、舞台端に着席していて
出番がくると立ち上がってマイクに寄る、というシステム。
司教さまは武久市長。ツヤツヤの歌声、良き。
そしてその市長の前で、幸二郎バルジャンが言う「わたしは市長だぞ」←
アンジョルラス登場のABCカフェの場面、、、
舞台端に座ってた幸二郎さんが立ち上り→マイクに向かって3歩ぐらい進んでから→
「あ…」という表情になり→席に戻る、という可愛い姿が見れました。
幸二郎さん、アンジョルラスじゃないからw
我が地元のアンジョルラスは愛嬌のあるビジュアルの方で、ちょっとコレジャナイ感(失礼)
でもカーテンコールで、この方が実は歯科医で、自作の「歯の歌(?)」を披露。めっちゃチャーミングな方と知り、一気にファンになった笑
ちなみに、昨年もこの方がアンジョルラス役をされたのだそうですが、
その時に出トチリされたらしく、ピンチヒッター的に幸二郎さんがアンジョルラスしたのだとか。
(そのせいで今日も間違えた、と言い訳をwww)
マリウスとコゼットは「ワン・デイ・モア」しか出番無かったけど、それっぽいビジュアルの方を選んでいた感。
「テナイン」、テナルディエ夫妻ウマかったー!
ひな壇の合唱チームが脱力感全開で自堕落な雰囲気を醸し出していたの面白かったし
舞台端では幸二郎バルジャンもうっすら体を揺らしてリズムをとりながらニコニコしてて可愛かったし。
ジャベールは、ここで初めて登場(だと思う)の四宮さん。「スターズ」お上手でした。
幸二郎さんって、ビジュアルと声質のせいか権力者だったり敵役だったり悪役的なキャラクターを演じることが多いけど
ブログやコンサートのトークなどから察するに、実は愛情たっぷりな方なので、バルジャンもメッチャ良い。愛を感じる。
(しかしなぜ「彼を帰して」を歌ってくれなかったのか)(「オン・マイ・オウン」の次が「エピローグ」だなんて…スッ飛ばし過ぎw)