先日の大阪観劇時、こちらも観ました。

大本命ファントムに遭遇できた、貴重な観劇。


『オペラ座の怪人』@大阪四季劇場
(2022.9.10(土)17:30)2階A列(ぴあ)

【上演時間】約2時間40分(80/休20/60)

【スタッフ】
作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:チャールズ・ハート
追補詞:リチャード・スティルゴー
日本語台本:浅利慶太
翻訳:安東伸介
演出:ハロルド・プリンス

【キャスト】
オペラ座の怪人:飯田 洋輔
クリスティーヌ・ダーエ:牧 貴美子
ラウル・シャニュイ子爵:光田 健一
カルロッタ・ジュディチェルリ:辻 奈々
メグ・ジリー:松尾 優
マダム・ジリー:佐和 由梨
ムッシュー・アンドレ:増田 守人
ムッシュー・フィルマン:平良 交一
ウバルド・ピアンジ:山口 泰伸
ムッシュー・レイエ:林 和男
ムッシュー・ルフェーブル:志村 要
ジョセフ・ブケー:田辺 容

男性アンサンブル:高井 治、今村 綱利、野村 数幾、見付 祐一、川畑 和寛、吉田 ケイン、佐藤 圭一

女性アンサンブル:早水 小夜子、結城 湊海、小川 晃世、柳 葉奈、鳥越 ゆみこ、荒巻 くるみ、藤本 典子、長橋 礼佳、吉村 侑姫、澁谷 陽香、新山 ひなこ、中川 奈々美

【あらすじ】省略


2017年の広島公演以来の『オペラ座の怪人』。

◆2017年11月
↓『オペラ座の怪人』広島公演の日記↓



毎度、キャストはノーチェック。
事前にチェックしたところで四季の役者さんはよく知らないし、自分のスケジュール優先でチケット取っちゃってるのでどうしようもないし
ま、どなたが演じても(好みはあれど)クオリティ高いので楽しめるし、、、という感じなのだけど

今回のファントムの第一声を聴いた時、
「え、まさか、この声は……」と心臓バクバク。

「いや、そんなラッキーなことあるわけない」
(オペラグラスでお顔をガン見)(って仮面で顔わからんがな)

「でもこの声は」「いや、でも、そんな」「だけどこのツヤツヤのバリトン」(無意味な葛藤)

「やっぱりそうに違いない」(確信)


「飯田洋輔さーーーーーん!」
(叫び)


↑こんな状態になった。
今後ブログを読み返した時「あの時、本当に嬉しかったなぁ」という幸せな思い出に浸る為に記録しておく。

わたくし、元々、飯田洋輔さんの声が好き。
キャストノーチェックで観劇して→「このヒト好き」と思って→お名前を確認すると→飯田洋輔さんだったことが数回ある。
だからきっと、かなり好き。(それならええかげん覚えろ)

先月の『キャッツ』(@名古屋)観劇時、
またしても「このヒト好き」と思ったオールドデュトロノミーが飯田洋輔さんだった。
二幕始めの「幸福の姿」。聴き惚れつつも、そこはかとなく漂うファントムみを感じ「飯田さんがファントムだったら絶対観たい!」と鼻息を荒くした。


そしたら、いつもお邪魔する四季ブロガーさんが、飯田洋輔さんファントムのキャストにも入ってますよ、と教えてくださり(いつも色々ありがとうございますニコニコ
ひゃー、マジで?!飯田ファントム観た過ぎるーーーー!!!と思ったものの、
キャストに合わせてチケット取るのもなかなかムズイので、いつか遭遇できたらいいなぁ~と淡い夢を抱くのみだった。


今回の『オペラ座の怪人』は、『ミス・サイゴン』観劇に合わせて取ったので、『キャッツ』観劇時には既に確保していたもの。
なので飯田ファントム狙ったワケではなく(そもそもファントムしてるの知らんかったし)、
そうそうすぐに願いが叶うワケ無い、とハナから諦めていたのだけど

まさか、ほんの1ヶ月で叶うとは。


そんなワケで、夢見心地の観劇だった。夢なら覚めないで的な。

なんかもう、スゴイです、飯田ファントムの歌。声の良さはもちろん、その表現力。
怒りも悲しみも突き刺さってくるようで、観ていてしんどくて。たぶん必要以上にファントムに感情移入していたと思う。

「The Point of No Return」、元々この曲大好きなのだけど、
もはや戻れない、君がすべて……
ファントムの思いが胸に痛くて、気付けば嗚咽もれそうなほど泣いていた私。

ラストでは、もう涙が止まらず。。。

『オペラ座の怪人』でこんなに泣いたの初めてだった。
って思い出していたら、また目頭がアツくなってくるーーー


クリスティーヌ役、牧貴美子さん。初めて観る方(だと思う)。
クリスティーヌにしてはちょっとオトナっぽいかな?と思ったけど、歌メチャメチャ良かったし、ビジュアルもお綺麗で満足。

ラウルの光田健一さんは、以前、同役で観た時は"デカくてアツい"という印象で、ファントムとぶつかり合う感じを面白く観たのだけど
今回は私がファントムに惹き込まれ過ぎていたせいか、"デカい"しか思い出せない(こら)


ホントにもう、メチャメチャ素晴らしいファントムだった。
どうしよう、また観たい。でも四季ってキャスト選べないんだよね……

四季ブロガーさんに、劇団四季の公式You Tubeに飯田洋輔さんの動画があるって教えていただいたので、時々眺めている。


ふだんは買わないプログラムも購入して、時々飯田洋輔さん(素顔)を眺めている。(ほぼ変態)


『オペラ座の怪人』大阪公演は、来年夏まで。
大阪で上演しているうちにまた行きたい。せっかくだから他の方のファントムも観てみなくちゃね。


そうだ、京都に『ノートルダムの鐘』きたら行かなくちゃ。
大阪『オペラ座の怪人』と京都『ノートルダムの鐘』、1日で2作品ハシゴしてもいいな。


ちょっと本気でスケジュール考えてみよう。
(と思ったけどまだ京都のスケジュール出てなかった)