率直な感想は
「凄く引き込まれてドンドン先を読みたくなる」本でした!
話の流れ的にはK2がメインかなと思ってましたが、公募登山のブロードピークが殆どを締めてました。
8000mを越える山の厳しさもしっかり描写されていて全く山を知らない私でも引き込まれました。
それでいて神津という還暦過ぎの企業経営者と竹原とのやり取りには山を通して人の生き方やらを訴えてくるような場面もあり、面白かった!
登場人物もいろんな立場、考えの人がいましたが、私が好きなのは神津、イクバル、聖美、翔平の四人です。
2011年に文庫初版とのことなんで、目立つとこに置いてた本屋さんに感謝したいくらいの傑作でした!

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