『流星ワゴン』重松清 | 獅子党〜ライオンズと競馬と読書とラーメン

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スポーツは雑食で、プロ野球、高校野球、サッカー代表、競馬、陸上、フィギュア、バレー代表とかテレビ中心ですが見まくってます。

年明けから何故か流星ワゴンを読みました。

読み返しですが、ドラマは見てないので久しぶりだった気がします。

人生に疲れた主人公が、ある日駅の隣に停まっていたオデッセイに乗り、自分の過去の重要な分岐点に連れて来られる。
一見タイムトラベルものですが、面白いのは『過去は変えられない』という点。主人公はかつては気づかなかった自分の家族がバラバラになっていく過程を気付くことが出来るが、変えることは出来ない=後悔ばかりが増していく。
しかし、自分の過去に自分と同じ歳ででてくる父親やオデッセイに乗っている親子と、いろんな過去を見ていく事で、父親の気持ち、妻の気持ち、息子の気持ちを知っていき、ボロボロな『今』を受け入れ、『未来』を生きる力を得る。

基本的に『過去』を見ていく話ですが、結局は過去は変えられないが、『今』の自分の気持ちの持ちようで『未来』は変えられる‼️ってことですね。

新年だからこそ、今年こそは‼︎と思うことも多い時期ですが、如何に気持ちや行動を持続させるかを考えながら頑張ります。
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