こんにちは!

 

エシカルについて調べてみたことの記事が

今回で4回目!そして遂に最終回となります!

 

前回はエシカル商品についてお話ししていきましたが、今回はエシカル商品の見分け方についてお話ししていきます♪

 

エシカル商品のマーク

こちらではエシカル商品の目安になるマークを説明します。

 

エシカル商品を探しているときに困った場合は、

これから紹介するマークがついている商品を購入してみましょう

 

エコマーク

エコマークは自然への悪影響が少なく、

地球にやさしいと判断された商品につけられるマークです。

 

わたしたちもよくエコマークを見かけることが多いのではないでしょうか。

 

エコマークは商品が原材料から作られて廃棄されるまでの段階において、

以下の自然に対する4つの評価項目を中心に判断されています。

 

・省資源と資源循環

・地球温暖化の防止

・有害物質の制限とコントロール

・多様生物の保全



このような厳しい基準に合格し、

認定を受けた商品だけがエコマークをつけることが可能です。

エコマークがついている商品は、日用品からアウトドア用品まで幅広い種類があります。

出典URL:

https://www.ecomark.jp/about/


◯フェアトレードマーク

フェアトレードマークとは、原材料の生産から商品となるまでの過程で、

公平な(フェアな)取引が行われていることを証明するマークです。

 

「エシカル商品でできること」の社会への配慮の項目で触れたとおり、

発展途上国から生産された原材料の取引では、賃金の公平さに欠けるケースがあります。

 

発展途上国から生産された原材料を適切な価格で購入することで、

貧困に悩んでいる人々をサポートできます。

 

フェアトレードマークがついている商品はおもに以下のとおりです。

 

・コーヒー

・チョコレート

・バナナ



このような食品は発展途上国から生産されているものが多いです。

発展途上国の貧困問題に貢献したい方はぜひフェアトレードマークの商品を

購入してみてください。

出典:認証ラベルについて|フェアトレードとは?|fairtrade japan

 

◯FSC®︎認証マーク

FSC®︎(Forest Stewardship Council)認証マークは森林を適切に管理し、

地域社会や労働者のことを配慮して生産された商品を表す認証マークです。

 

このマークは10の原則と70の基準を定めて商品を判断しています。

 

製造している場所から商品が並ぶまでの過程のすべてが審査の対象となっているため、

厳しい基準とともに商品の信頼性が高いことがわかります。

FSC®︎認証マークがついている商品はおもに以下のものがあげられます。

 

・コピー用紙

・トイレットペーパー

・紙ストロー

・紙パックのドリンク

 

このように木材を原材料とした商品が中心なのもFSC®認証商品の特徴です。

出典:森を守るFSCマークとは | Forest Stewardship Council 

 

◯有機JASマーク

有機JAS(Japanese Agricultural Standards)マークは農薬や人工的に作られた化学肥料に

頼らず、自然の力だけで生産された食品につけられるマークです。

農林水産大臣が定めた基準をクリアした商品だけが有機JASマークをつけられます。

 

・有機農産物

・有機加工食品

・有機畜産物

・有機飼料

・有機藻類



商品の種類によってそれぞれ基準が異なり、

生産工程や小分けといった過程も評価されます。

 

また有機JASマークがついている商品だけが

「オーガニック」や「有機」の表示が許可されます。

 

お肉や野菜を購入するときの目印は有機JASマーク以外にも、

「オーガニック」「有機」と表示されている商品を選べばいいので、

わかりやすいですね。

出典:有機食品の検査認証制度 – 農林水産省

 

◯海のエコラベル

海のエコラベル(MSC認証)とは、水産資源と自然の両方に配慮して管理した漁業で

獲得した水産物であることを表すマークです。

 

世界中で魚の乱獲が進んでおり、水産資源が年々減少している問題が起きています。

 

海のエコラベルのついた水産物を購入すれば、

乱獲による水産資源の枯渇を防ぎ、持続可能な漁業のサポートができます。

 

海のエコラベルの認証を取得している事業者は5,000を超えており、

スーパーやレストラン、加工業などの現場も含まれているんです。

 

海鮮商品を購入するときに参考になるマークです。

出典:MSC「海のエコラベル」とは | Marine Stewardship Council

 

◯レインフォレスト・アライアンス認証

レインフォレスト・アライアンス認証とは、

原材料が「社会」「経済」「自然」の3つの持続につながる方法で

生産された商品を表すマークです。

3つの分野の他にも、以下の4つのテーマを基準にしています。

 

・森林

・気候

・人権

・生活水準



レインフォレスト認証がされている商品には、コーヒーや紅茶、

バナナといった「農業、農園」に関係したものが多いです。

出典:「レインフォレスト・アライアンス認証」とは何を意味しているのですか?

 

◯RSPO認証

RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)認証には2種類の認証制度があり、

1つ目は農園や工場を対象に、持続可能な生産が行われているかの

基準を満たした「P&C認証」

 

2つ目はパーム油を使用した商品を取り扱う過程で、

一定の基準を満たした「SCCS認証」があります。

 

パーム油は食品から日用品まで幅広い用途があり、

わたしたちの生活のなかでもたくさん使用されていることはご存じでしょうか。

 

RSPO認証はパーマ油を使用した商品をとおして、

生産者や消費者の生活に配慮するためのマークといえるでしょう。

 

RSPO認証の企業ではサラヤが有名であり、洗剤や石鹸が該当しています。

 

日々の家事で使用される洗剤をRSPO認証の商品に変えるだけで、

簡単にエシカルな取り組みができます。

出典:RSPO – Roundtable on Sustainable Palm Oil

 

◯GOTS認証

GOTS(Global Organic Textile Standard)認証は、

オーガニックな原材料を使用しつつ、

自然・社会に配慮して生産されたことを示すマークです。

 

GOTS認証はおもに衣服や生地などの繊維商品が対象です。

 

多数の認証基準が設けられており、

そのうちの1つには「商品で使用する繊維の95%または70%以上が

オーガニック繊維」ということが決められています。

 

オーガニックな繊維商品は自然に対しての配慮だけでなく、

自身の健康のためにもいいことがわかりますね。

出典:GOTS認証詳細 – 日本オーガニックコットン協会

 

◯ふるさと認証食品

ふるさと(地域特産品)認証食品はその名のとおり、地域独自の食品、

地域の原材料を使用した食であることを示したマークです。

 

ふるさと認証食品を購入することで、地域の活性化につながります。

都道府県それぞれにふるさと認定食品があるため、

地域によってさまざまな商品を楽しめます。

 

地域によって基準が異なりますが、共通していることは以下の3つです。

 

・優れた品質(ExcellentQuality)

・正確な表示(ExactExpression)

・調和(HarmonywithEcolog)

 

ちなみにふるさと認証食品のマークは、

この英語の頭文字からとった「E」が3つ並んだものです。

 

地元のふるさと認証食品が気になる方はぜひ検索してみてください。

出典:ふるさと認証食品とは – 鹿児島県

 

エシカル商品を使用して自然問題に貢献しよう

エシカル商品の概要と、具体的な商品などについてご紹介しました。

 

わたしたちが普段使用しているものをエシカル商品に変えることは、

自然や人、社会の貢献につながります。

 

1つ1つの貢献が小さいものだとしても、積み重ねることでその力は大きくなります。

エシカルな取り組みに興味がある方は、ぜひエシカル商品を使用してみてください。

 

・エシカル商品とは?特徴や具体的な商品について解説

https://ethical-normal.com/blogs/blog/post3/ (参照 2022-11-27)

 

 

おわりに

エシカルについて調べたり学んできたりしましたが、個人的な印象としては、とてもポジティブな印象で、日常にも+エシカルで彩りが出るような感じがしますし、人や地球、社会、地域に配慮した考え方や行動をできたらと思います。