真夏です畑で野生化している紫蘇がぐんぐん育っています。シソの生命力ってすごい
乾燥させた赤紫蘇の粉で春雨を和えたら、チュルチュルっと爽やかで夏らしい一品になるかな?
と作ってみたら、これね、夏休みの自由研究的な面白さでびっくり
ちなみに最初は緑豆春雨を使用。
ふつうに赤紫色になると思いきや、藍色になったなんでなぜなにゆえ
↓こんな色
面白ーいこういうの大好きなのらー!いろいろやってみよ!
お次は糸コンニャク!
白の糸コンニャクに赤紫蘇をまぶしてみる。さて結果は…
青緑!
どんどん行きまっせ!
次!春雨でも、原材料が甘薯デンプン、馬鈴薯デンプンのみの春雨であえてみる。
果たして結果は…
赤紫蘇そのまま色
緑豆春雨が青系に変化したので、緑豆もやしでも実験してみたけど、これも変化なく赤紫蘇色
さぁこれ、お気づきの方も多いと思いますが、理科の本に出てくる紫キャベツの汁の実験と同じ。
酸、アルカリによるアントシアニンの色の変化
アルカリのものを足すと、青→緑→黄色の間ぐらいに変化。酸性のものを足すと赤系に。
でも腑に落ちない点が一つ。
緑豆春雨は原材料が「緑豆デンプン」としか書いてないのになんで藍色になるの?
デンプンって酸でもアルカリでもないよね。
なんでアルカリの変化をするの
調べてみました!
とりあえずレシピいきましょ!
赤紫蘇と春雨のマジカルサラダ
【材料】1〜2人分くらい
★春雨(もしくはお好みの麺) 50g
★お好きな野菜(ベビーリーフ、プチトマト、きゅうり、炒めた茄子など)
★乾燥赤紫蘇の葉1、2枚
【作り方】
①乾燥赤紫蘇の葉は、フライパンで2 、3分乾煎りし粉にする。指で揉んで簡単に粉にできます。
②春雨を茹で、赤紫蘇の粉で和える。粉の量で色合いも変わります。お好みで。くっつくのでお水を足す。
③盛り付ける。出来上がり
そして食べるときは、レモンやお酢をかけると…
はい!ピンクに色が変わります
ちなみにフェンネルのお花も添えてますが食べられます。香りが強いで食べるなら小花数個で。アジア風になりますよ。
春雨の製造工程を調べてみました。
一般的な春雨は、早く簡単に成型するため、製造過程で増粘剤が使われる事が多いようです。この増粘剤が多分アルカリ性。
(昔ながらの作り方で作っている春雨は、製造工程が違うようです)
こんにゃくも、凝固剤として水酸化カルシウムなどアルカリ性のものを加えて作られるので、そういう感じなのかな。
増粘剤は、製造過程で使用されるものだから、原材料には表記されてないのかな?緑豆春雨は中国産だからその辺の問題なのかな?
疑問は尽きないけど…
結論!
なぜ緑豆春雨が藍色に変化したか?
赤紫蘇のアントシアニンが、緑豆春雨の製造過程で使用される増粘剤に反応して藍色になった。……ということでしょうか。
でもはっきり分からないので、
知ってるよこれ!て方、コメントウェルカムです
(追記)スーパーの馬鈴薯デンプン春雨は、増粘剤やミョウバン等の添加物が記載されているものもありました。
春雨は昔中国から伝わったもので、1000年も前の鎌倉時代から、僧侶の精進料理に使われていたようです。
調べたとき、「え?表示されていない添加物があるの?」と思ったけど、加工品はこういうのいっぱいあるんだろうなぁ。
同じ春雨でも製造している会社によって、原材料も配合も違うだろうし、「添加物使ってるから春雨ダメ」と丸ごと否定したくない。でもやっぱりちょっと気になる
こうしたら楽しそうこうしたら美味しそうそういう視点でも食材を選んであげたいな。
あれダメこれダメはもう散々やってきて、それが必ずしも良い結果ばかりではなかったから(^^;;(笑)
自分のTPOに合わせて、体に優しいものを上手に選んで、美味しく楽しく料理していきたいな