今村昌弘さんの『明智恭介の奔走』
読みました
映画にもなった『屍人荘の殺人』
そこに出てくる探偵、
神紅大学ミステリ愛好会
明智恭介の事件簿
的なやつです
『屍人荘の殺人』
『魔眼の匣の殺人』
『兇人邸の殺人』
シリーズのスピンオフです
シリーズの主人公である探偵助手
葉村譲も出てきます。
この3冊はクローズドサークルもので
特殊な環境下で事件がおこる話なので、
私の感想では
「そんなことで殺人を」
「いやいや、そんなことある」
みたいなことも多いのですが、
何かそれがクセになってきて、結構好きです
一番好きなのが兇人邸なんですが、
一番ぶっとんでんじゃないかな、と思ってます。
でも、クローズドサークルになる過程が
エモいというか泣けるというか・・・
まぁ、そんなシリーズのスピンオフ
大学内でのちょっとした事件や
日常でおこる謎を集めた短編集です。
書下ろし含めて5本あります
私は
商店街でおきた日常の謎を描いた
「とある日常の謎について」が一番好きです
家族の話が主な主題かな。
イベンダーゲームが置いてある喫茶店とかも
懐かしすぎる
嫌なことが起こらないお話でした。
あとは書下ろしの
明智くんが探偵事務所でバイトする話も好きです
一番古い話になります。
探偵ってなかなか大変なんやな
という感想
他は大学内の窃盗事件や
本気でどうでもいい事件なんかも
殺人事件が起こらない、
軽いミステリーの短編集です。
本当に軽いので
サクッと読めてしまいます
これだけ読んでも全然問題なく楽しめる本だと思います。
でも、やっぱり屍人荘読んでる方がいいかな
いや、逆に読まない方がいいか
分からなくなってきた
ではでは、今日も読んでいただき
ありがとうございます