関西大学 オープンキャンパスにて
文学部 日本史・文化遺産学専修の
「豊臣期大坂図屏風」を読む
という模擬講義に参加しました
他にも色々模擬講義あったのですが、
もう私の独断です
きっと次女に聞いてもよう分からんだろう
私、今まで屏風について考えたことなかったです。
お雛様の後ろにあるとか、
一休さんの虎の屏風とか
知らないわけじゃない。
普通に見たこともあるし
でも、本当に意識したことがなかった
まずは屏風の歴史と見方
一番最初の記録は「日本書紀」
新羅からの貢ぎ物リストにあったんだそう。
あと、向かって左側にある屏風を左隻、
右側にあるのを右隻。
合わせて一双なんだそうです。
初耳
金雲で空間や時間を区切って描き分けてるらしい。
(それってすごく重要なことなのでは)
描かれてる年代と実際に作られた年代が違うとか。
とにかく、屏風とはどういうものかを教えていただいて、
「豊臣期大坂図屏風」を見ました
大坂夏の陣で焼失する前の大坂城が描かれています。
今は、オーストリア グラーツ市
エッケンベルグ城所蔵だそうです。
おそらく1640年代に輸出されたもの。
屏風はバラバラにして、壁に1扇ずつ
貼り付けられてるらしい。
なんでや
と思うけど、このおかげで
戦争でなくならなったんじゃないか、とのこと。
豊臣家の所縁のある場所とか出来事を
描いていて、一つのことを描いたものではない。
屏風っておもしろいんですね
で、実物は日本にありませんが、
拡大した陶板画が
関大の1学舎1号館 2~3階の吹き抜けスペースに。
↓1学舎1号館
このために吹き抜けにしたそうです。
この陶板、大塚美術館の陶板を作ってる
大塚オーミ陶業がが作ってるそう
初めて「屏風」というものを認識したので、
解像度がめちゃくちゃ低いけど、
初歩の初歩の入口くらいには立てたかな
これからは、どこかで屏風を見ても
もうちょっと興味を持てそうな気がします
とにかく講義を受ける機会なんて
めったいにないから
すごく面白かったです
最後に村野建築ではありませんが
以文館
2003年9月24日竣工
現在の法科大学院の学舎
1927年竣工の大学本館をモチーフに建築されたそうです。
(↑HPよりお借りしてます)
左の八角ドームが住友合資会社から寄贈された大学本館のシンボルだったそうです。
この柵が可愛い
これで、関大おしまい
超楽しかった
では、今日も読んでいただいて
ありがとうございます