米澤穂信さんの『黒牢城』を読みました。
第166回直木賞受賞作品です。
荒木村重に捕えられた黒田官兵衛が、
城内で起こる不可解な事件に牢の中から助言し、村重が解決するという話です。
4分の3あたりまで、なかなか私の中で入り込めず、読むのが大変でした
村重に感情移入はしにくい
起こる事件も地味で解決しても
しっくりこないし。
が、最後の方で色々繋がって、
史実の不可解さも納得できる結末だったと
思います
結果、面白かった
脳内では村重は田中哲司、
官兵衛は岡田准一で読みました。
黒田官兵衛の安楽椅子探偵っていう
設定に惹かれて読みましたが、
官兵衛の出番わりと少なめでした