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詩 : 一人酒。一人考。
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おじいさんのように
ゆったり流れる時間が好き。

ほんとはね
爺さんになったことがないから
わからないんだけど

ゆっくり持ち上げて、ゆっくり座って
ゆっくり話して、ゆっくり飲んで
ゆっくり食べて

そんなのが好き。


本当は
言いたいことをいうよりも
誰かが話していることを

ただただ
ニコニコ聞いていたいんだ。

そんな俺を知る人間は、ほとんどいない。

誰かが、これ以上はマズかろうと、シャットアウトする。

そうなのかな?
本当に?

僕は、ただただゆっくり信じていたい。


数日前に誰かに話したこと
あれは、お盆のキャンプだったか

それは十数年前に、思ってたこと

そして
本当の本心は

俺。。
あまり人に言ってないんだなって自覚したこと

「なぜ、この世界は、こんなに何でも焦ってるんやろな。」

「なんでも戦い続けてるんやろね。何かを負かして何かに勝つために。」

「それが唯一のわかりやすい価値観なんだろうけど、誰が決めたん?」


そいつは、目を丸くして、うなずいてくれた。

真っ直ぐこっち向いて
「おぉー!」と、うなずいて笑ってた。

夕日が顔を真っ赤に染めて
歯だけが真っ白で、笑ってた。

昔、26歳で結婚しようとして
別れた彼女と、同じようなうれしい目をして、笑ってた。

本当の自分を許せる人、もっともっと出会いたいと思った。


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久しぶりに怒ってる。
僕は、本当はあまり怒らない。
人前でも怒らない。

怒ってるように見えても、それは表面上であることが多い。

(いかる)怒るのが怖い。

ぼくが、怒ると恐いという人がいる。
確かに体も、顔も恐いからだ。

ありがたい話だ。

でも、僕自身が怒るのが恐い
いつの頃からだろう、そう思う。

もちろん、人が思う以上に
いくつになっても「喜怒哀楽、全部捨ててはいけない。決して。」という強い感情を自負している。

でも実は、怒るという感情はシャットダウンしてしまっている。

伝えたいことを、本当は全然伝えられていない。

怒りという感情を
僕は「鬼の心」と例えて言う。

その心に、真っ直ぐ染まると
まるで強アルカリ性の溶液に浸された布のように
ズタズタのボロボロになるからだ。

そんな、ぼろ雑巾のような感情は
何かに、怯え続けなければいけない。

人が、現代人になってまで
なぜ、そんな低劣な感情に浸らなきゃいけないのかと
本当に落胆してしまうのも、また隠せない僕の気持ちだ。


さしで、おびえず、惑わず、あせらず過ごせないのは

・・・・・

譲るべきは、僕自身の迫力だけだろうか。

20代なら、「毒を食わば皿まで。」と
強酸溶液のように、うわべだけ激しいこともあるだろうが

いい歳こいて、心が黒く染まるようなことはしたくない。。。が


それは、僕自身が、意味もなく白いだけなのかもしれない。
見た目が派手だと、損だな。。