ごめんなさい
これエッセンスだけの
草稿バージョンでした。

公開しちゃってるので
そのままにしておきます。ヽ(*´∀`)ノ


ずっと普通だと思ってたら
この世は慢性的な不感症状態だったのね。

素材のままがいい
未加工でも食えるヤツになれよ。

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詩 : 不感症とマンゴージュース。
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家に帰れば生身のマンゴーフルーツが切ってあった

塩ひとつまみで食えるヤツになりたいなと思った瞬間だった。

きっと
気になることが多すぎて

目を惹くものが多すぎて

聞こえる音が多すぎて

色んなことに不感症になっちゃって

カルピスの原液みたいな濃い味できゃ
反応できなくなちゃって

そんな世の中を、普通だと思い込んで歩いている。


あぁ~色も香りも味も最高さ!
 
マンゴージュースが大好きさ。

濃厚であればあるほど、上質なんだろ
少し加工乳が入ってるだけで高級品さ

解り易くなけりゃ、受け入れられないんだろ

ジャンクなんて解り易い手間をかけなきゃ動けないから
そうやって生きてるんだろう

身の回りの
音が、色が、匂いが、流れがドンドンどんどん
濃密になっていってるんだ

3時間映画で、人生語れちゃうくらいに濃くなって
いつのまにか、そんなものばかりになっちゃって。

マンゴージュースも大好きさ。
マンゴープリンも、アイスも大好きさ。

あざやかなオレンジと濃厚な香り。

 
きっと、僕は大好きなんだ。


本物のマンゴーフルーツの
ネットリな歯触りが奪われても

真っ黒ツブツブの種をどけるのがめんどくさくても

日の当たり方で、一つの実でも
場所で全然味が違うのに

不感症だから解らなくなってんだ。

誰かが決めた、見せ方で
誰かが加えた手の味で

濃い味だけで安っぽいのも解らなくなっている。

ミキサーで潰されてるから解らなくなってんだ。

甘さと色と匂いで、バカになっちゃって。


もういっかい、生身をくってみろ
全然味が違うから
 

甘みが足りなきゃ、自分でハチミツかけて食ってやる。
水気がないならヨーグルトかけて食ってやる。

家に帰れば生身のマンゴーフルーツが切ってあった

この香り
この色
この真っ黒ツブツブの種

久しぶりに
生身のマンゴーフルーツを食べた。


果汁が口いっぱいにあふれ出す。

匂いもシッカリ、マンゴーなのに

どうも、かたさも、甘さもばらばらで

ハチミツかけて食ってみた。


太陽にあたった、底の方だけが
マンゴージュースの味がした。


安っぽい濃い味だけが

不感症の僕の体を

水で薄めた。

濃密じゃなくていい
人生もっと、薄くていいよと

全てが楽しくも滑稽に感じた