2/15『里山資本主義』のススメ | どんぶらこのぶろぐ

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低炭素杯2014

http://www.zenkoku-net.org/teitansohai2014/


2月14日(金)・15(土)東京ビッグサイト(国際会議場)



特別シンポジウム


基調講演

『里山資本主義』のススメ


NHK広島取材班(日本放送協会広島放送局)

報道番組チーフ・プロデューサー

井上恭介氏



①暮らしであり、かつ経済である「里山資本主義」


分業と分断の20世紀

経済を暮らしの外に切り分けてきた時代


エネルギーは、電気会社、ガス会社にすべてを

任せないといけないのかはてなマーク


自分達の生活の側に取り戻せないのかはてなマーク


エネルギーの道具を手に入れる 

  ダウン

宝石赤広島県庄原市の和田芳治さんが進める

エコストーブに見る「新時代」

雑木5本でご飯一日分が炊ける


過疎を逆手に取り里山暮らしに革命を起こす




石油缶を自分で改造したエコストーブ


まったく使われていない

裏山の木を切って、自分で使う


1ヶ月のガス代が2000円減ったは、

たいしたことないはてなマーク大事な一歩はてなマーク


「里山は見えない資本」

お金に換算できない価値が眠る



逸話として語られるのは、

和田さんの所に、

薪のように炊ける7万円の炊飯器を買ったという人が来て、

和田さんが雑木で炊いたご飯を食べて、

あまりのおいしさに、エコストーブをさげて帰ったという。



金銭換算できる価値も眠っている

   ダウン
②目指すべきは「懐かしい未来」


21世紀は、昔に戻りながら、

新しいことをやっていく

宝石緑オーストリアCLTアパート

(鉄筋コンクリートに匹敵する強度を持つ木造高層アパート)


木造建築は、断熱効果が高いので、

冷暖房代も節約。集成材を使えば、火災にも強い

地震国イタリアでも、導入している



霧木のエネルギー活用10~20%

オーストリアでは、ひと冬分のペレットを

タンクローリーで運び、各家庭のタンクへ

ホースで入れている。(温水、温風にも、使える)


ボイラー開発も石油を越えるくらい

燃焼効率があがっている



木が成長する管理をすれば、

日本は、「エネルギーがない」と言っている場合ではないビックリマーク




宝石紫集成材と木質バイオマス発電

銘建工業(岡山県真庭市)

http://www.homes.co.jp/cont/press/news/news_00080/



2億円で産廃として捨てていた

工場で出る木くずで自家発電を始めたところ、

年間1億の電気代がゼロになった。

しかも余った電気を売電して、

毎月400万円も定期収入が入るようになった。


新しい機械を入れ増産するのではなく、

今あるものを活かし、エネルギーを自活し、

経済効果をあげている


さらに、木くずから燃料ペレットも作って、

それが地域の小学校や農家のハウス栽培に使われている。


真庭のペレットは海外にも輸出されている


▼バイオマスタウン真庭

http://www.net626.co.jp/maniwa_baio/


ガソリンスタンドでペレットストーブを

販売している地域もある





宝石ブルー横浜では、造園会社が伐採等で

ゴミとなる木材を薪として再利用するため、

約30cm程の長さに切り揃え、

車一台500円で販売、その収入は独自の緑化基金として活用している。

「うちの家の木も買ってください」と依頼も増えている。

http://www.ishii-zouen.co.jp/environment/index.html





③未来の可能性


外から来た人に土地を貸せば、

「価値の再発見」も起きる


『過疎の島こそ21世紀のフロンティア』の

周防大島が良い例。


人口流出が増加し、

35年高齢化率全国1位だった過疎の島に、

移住者が増えている。


自然が豊かで、

耕作放棄地、山がいっぱいある。


人がまばらということは、

1人当たり使える面積が広い、

タダで借りられる

  ダウン

新しいビジネスがしやすい

新しいことを楽しそうにしている。


過疎高齢化がなくせるかはてなマーク なくすべきかはてなマーク

この状況を使えばいい


それらを含めて

新しい時代の過渡期に来ていると思っている。



NHK関連番組
【里山のチカラ~21世紀の人と自然とライフスタイル】
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/

●上記、「里山のチカラ」のページ内で『里山資本主義』の番組が見られます。
動画視聴URL:http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html

●里山の次は……「海と生きる」

動画視聴URL:http://www.nhk.or.jp/hiroshima/umi/index.html




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