2020年5月10日(日)

 

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200510/k10012424081000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001

 

「#検察庁法改正案に抗議します」投稿広がる 380万超に 

検察官の定年延長を可能にする検察庁法の改正案について、ツイッター上では、9日夜から10日にかけて、俳優や演出家などの著名人による抗議の投稿が相次ぎ、同じハッシュタグをつけた投稿が10日午後の時点で380万件を超えるなど、広がりを見せています。

検察官の定年を段階的に65歳に引き上げ、内閣が認めれば定年延長を最長で3年まで可能にする、検察庁法の改正案は、今月8日から衆議院内閣委員会で審議されています。

これについて、ツイッター上では、9日夜から10日にかけて、俳優や演出家、漫画家などの著名人による抗議の投稿が相次ぎ、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけた投稿は10日午後3時半の時点で380万件を超えるなど、広がりを見せています。

このうち演出家の宮本亞門さんは「このコロナ禍の混乱の中、集中すべきは人の命。どうみても民主主義とはかけ離れた法案を強引に決めることは、日本にとって悲劇です」と投稿しているほか、俳優の井浦新さんは「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」と訴えています。

検察官の定年延長をめぐっては、政府がことし1月、これまでの法解釈を変更して東京高等検察庁の黒川検事長の定年を延長し、野党側や日弁連=日本弁護士連合会などから批判が相次いでいて、今後の法案の審議の行方が注目されています。

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NHKでさえ報道する程、抗議の声が大きくなり、Twitter社に圧力がかかったのかツイートが200万を超えると、次々消されるらしい。

今日の田中龍作ジャーナル

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https://tanakaryusaku.jp

 

#検察庁法改正案に抗議します 削除されても再投稿で闘う国民

2020年5月10日 14:48

検察庁。独裁が完成すれば、カメラを向けることもできなくなるだろう。=10日、霞ヶ関 撮影:田中龍作=

 けさ、検察庁前に立った。小雨模様の空はどんよりと暗く、強めの風が肌寒い。この国の近未来を暗示するような天気だった。

 政権(行政)が検察(司法)の人事を支配できるシステムを法的に確立する検察庁法改正案が8日、衆院内閣委員会で審議入りした。

 アベノ独裁はいよいよ仕上げの段階に入ってきたようだ。

 改正案に反対する声が怒涛となっている。「#検察庁法改正案に抗議します」のツイッターデモは300万を超えた(10日午後1時29分現在)。同ハッシュタグを投稿した人々からは、投稿数が数十万単位で削除されているとの声が上がっている。

 削除されても再び投稿し続ける国民と、忖度メディアとの目に見えない闘いが繰り広げられているのだ。

韓国民衆は昼夜の区別なく青瓦台(大統領府)に向けてデモをかけた。=2016年、ソウル 撮影:田中龍作=

 政治を私物化した韓国の朴クネ大統領は、民衆の巨大デモにより政権の座を追われ、逮捕された。人々は政権が倒れるまで街頭に出たのである。2016年、ついこの間のことだ。

 地元メディアがデモ会場周辺の地下鉄の出札記録を調べた結果、参加者は1日で100万人を超えていた。

 朴大統領による政治の私物化は安倍首相に比べれば はるかに スケールが小さい。

 だが日本の民衆は森友、加計、桜で安倍首相を追い詰めることができなかった。安倍首相を政権の座に留まらせた結果、お粗末なコロナ対応で国民が苦しめられるハメとなっている。

 朴大統領を追い落とした韓国民衆の力は、文在寅大統領を生んだ。文大統領の徹底した情報公開と指導力は、コロナ感染の封じ込めを成功に導いた。

 韓国の真逆が日本だった。「コロナになってもならなくても死ぬ」とまで言われるありさまだ。

 この国は亡びるのか、それとも生き残れるのか。いま分水嶺にある。

    ~終わり~

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今、不要不急のこの法案を、国会で通そうとするのは、まさしく新型コロナ禍のドサクサに紛れて火事場泥棒的暴挙、だと、誰でもが感じている。その声をTwitterであげ、やっとTVでもとりあげた!